本文の先頭へ
LNJ Logo 袴田巖さん 48年ぶりの雪冤へ確かな一歩(冤罪ファイル・今井恭平)
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1395996293062st...
Status: published
View


袴田巖さん 48年ぶりの雪冤へ確かな一歩
捜査当局のねつ造を厳しく批判した画期的再審開始決定

2014年3月27日、午前10時、静岡地裁(村山浩昭裁判長)は袴田巖さん(78歳)に対する再審開始の決定書を、姉の秀子さんや弁護団に手渡した。

決定は、「ほぼ弁護団の主張をそのまま認めたといってよい」と西嶋弁護団長らが高く評価するように、これまで指摘され続けてきた無実の証拠と捜査当局による証拠ねつ造を明確に認定したものとなっている。

ことに原審で有罪の最大根拠とされた「5点の着衣」について、ねつ造との疑いを払拭できないなどと指摘したことの意味は大きい。

その上で、これ以上の拘置を続けることは「耐えがたい不正義」であるとして、死刑の執行停止だけでなく、拘置の停止(釈放)も決定した。

静岡地検はこの決定に抵抗し拘置を続けるようにとの即時抗告を行ったが、静岡高裁は「拘置の停止を取り消す職権発動はしない」と決定。即日、袴田さんの釈放が決まった。(冤罪File・今井恭平)

*つづきは「冤罪File」ブログ


Created by staff01. Last modified on 2014-03-28 17:50:24 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について