え、残業代の代わりにネギ支給!〜フェスタで『ブラックバイトに負けない』を上映 | |
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え、残業代の代わりにネギ支給!〜フェスタで『ブラックバイトに負けない』を上映「ブラック企業」が学生まで襲っている。低賃金にもかかわらず、正社員なみの義務やノルマを課せられて酷使される「ブラックバイト」。土屋トカチ監督のドキュメンタリー『ブラックバイトに負けない! クイズで学ぶしごとのルール』(2014年・38分・PARC発行)は、その実態を生々しく伝えるとともに、ブラックバイトの被害から若者を守ることを目的に制作された。内容は、ドラマ仕立てのクイズ形式を交えながら、アルバイトをする際に最低限知っておくべき法律や知識を、専門家たちが解説する。中でも収録されている、ブラックバイト体験談の数々が凄まじい。「残業代の代わりにネギ支給」なんていう会社もある。それに対してどうしたらいいのか、どんな権利があるのか。このDVDは、若者だけなく大人の労働者が観ても役にたつもの。今の日本の労働問題を考えるうえで必見である。(写真上=クイズに登場する若者たち) ★12.20 レイバーフェスタ第2部で上映し、そのあと当事者を交えたトークイベントがあります。フェスタ詳細(参加費=学生は一律1000円)
●大学生の感想 ・DVDを見たことで、普通であってはいけない「普通」を、問題や疑問として思うことが、不当なアルバイトを減らす第一歩だと感じた。 ・これまでバイトをしてきた経験の中で、時給や残業などに関して守られていたことはほとんどない。実際、これらの働く上でのルールがすべて遵守された職場は、非常に居心地は良くなるとは思うが、正直、そんな場所があるとは思えない。 ・自分のバイト先はどのブラックな事例にも該当しなかったので、自分は恵まれていると思った。これが普通なのだろうが、実際に被害にあっている人もいることから、恵まれていると思わざるを得なかった。 ・バイト先がブラックだと分かっても、それを抗議するのは難しい。雇われの身という立場上、抗議しているのは自分だけというマイノリティだからだと思う。それを考えると、仲間をつくる、労働組合に入るということは非常に重要だと感じた。
●ネット媒体・リテラで紹介された記事 Created by staff01. Last modified on 2014-12-18 16:17:14 Copyright: Default |