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LNJ Logo 香港:政府本部ビルへの突撃に対する香港政府の声明
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〔レイバーネット国際部・I〕

政府本部ビル封鎖行動に対する香港政府の非難声明がでました。 香港政府も中国政府も「政治改革は基本法と全人代の決定の枠組みで」というのですけど 、香港基本法は香港市民の投票などで承認されたものではないし、全人代の香港代表も民 主的に選ばれた代議員ではないのですが・・・。 以下、独立媒体からの翻訳です。 原文はこちら https://zh-tw.facebook.com/inmediahk/photos/a.321611837875861.67317.200954406608 272/790560427647664/?type=1 ============== 【速報】(11:00) 政府は午前10時40分に「政府は暴徒が政府本部ビルに突撃し龍 和通りを封鎖したことを強く非難する」という声明を発表し、政治改革は「基本法」と全 人代常務委員会の決定に基づかなければ、「香港の政治制度と民主的発展が砂上の楼閣」 になると強調。 【声明全文】 政府は暴徒が政府本部ビルに突撃し龍和通りを封鎖したことを強く非難する 特区政府は本日(12月1日)、違法に結集した人々が、策謀し、組織的に暴力を用いて 警察の警備ラインに突入し、政府本部ビルと龍和通り等を封鎖するなど、放棄を無視し、 公衆安全に危害を加えた暴徒の行為に対して、最大限非難する。 政府報道官は、暴徒が昨晩から今朝早朝にかけて龍道および龍和道において警備要員や警 備ラインに激しい突撃を繰り返し、公共の秩序を破壊し、警備要員と自らの安全を顧みな い違法行為は、社位階が絶対に受け入れないと強調した。 衝突のあいだ、暴徒は警備要員に対して、ペットボトル、ヘルメット、胡椒をふくむ投擲 物を投げつけ、強烈な光を照射し消火剤を噴射し、警備要員への挑発と侮辱を繰り返し、 周囲の人間に対して警備ラインへの突撃を扇動した。状況のさらなる悪化を回避するため に、警備側は果断な行動をとる必要があり、適切な武力を以てこれらの違法行為を制止し 、関係する人間を駆逐および拘束した。しかし過激なデモ参加者は警備側の勧告と警告を 無視し、警備ラインへの突撃を継続した。それによって11名の警備要員が負傷するとと もに、これまでに40名の人間を拘束し、その数はさらに増加する可能性がある。 今回の違法集会を画策し、政府本部ビルへの突入を繰り返しデモ参加者に扇動した学生団 体に対して、政府は厳しく非難する。報道官は、この間の多くの世論調査でも、圧倒的大 部分の市民が占拠をやめて道路封鎖を終了するよう希望していると述べた。しかしそれら の団体は民意からかい離し、独善的に行動をヒートアップさせ、社会秩序の破壊を拡大し 、全香港市民の利益全体を犠牲にしている。 政府が訴えに応えるまで政府本部ビルを封鎖するという学生団体の声明に対して、政府は これまで何度も言ってきたが、政治制度改革に対するすべての議論は、「基本法」と全国 人民代表大会常務委員会の決定に依拠すべきである。この重要な法規原則を意図的に無視 、歪曲することは、香港の政治制度と民主的発展を砂上が楼閣になってしまい、その実現 をさらに引き延ばすことになる。 政府は、違法集会の組織者がすぐに違法行為を停止し、違法集会の参加者すべてに対して 冷静を保持し、警備要員への挑発と警備ラインへの突撃を停止し、平和的に秩序をもって その場から離れるよう呼びかける。警備は状況に基づいて、適切な行動をとり続け、社会 秩序を回復し、公共の安全を保障する。 2014年12月1日(月曜日) 香港時間10時40分

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