9.29 写真速報 : 安倍政権の暴走に危機感!2000人の市民が声をあげる | |
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安倍政権の暴走に危機感!〜2000人の市民が声をあげる報告 松元ちえ *写真右=筆者
ユースト中継動画(レイバーネットTV・63分) 臨時国会がはじまる9月29日の昼、安倍政権の暴走を止めようと、およそ2000人の市民が集まりヒューマンチェーンによって国会を包囲した。 「あのときとまるで同じ……」。官邸前の行動に参加していた女性は、市民を抑圧し言論機関の規制をはじめた戦時中の動きと現政権を比較した。 この日の行動は、複数の市民団体や労働組合が共同で企画。秘密保護法、TPP、集団的自衛権行使容認、原発再稼働、消費税増税、労働規制緩和など、安倍政権下で進められている様々な政策に反対した。 平日の昼間にもかかわらず、若年層からの参加もあった。団体からの動員ではなく個人で参加したという男性は、日々のニュース報道やインターネットからの情報で、安倍政権の暴走に対して危機感を抱いたという。 「友だちも『安倍政権って怖いよね』と言っている」というこの男性は、抗議行動やデモ参加などまでにはつながらないが、特に集団的自衛権の行使容認を閣議決定したことについては、若い仲間からの不安の声があがっていると話した。 また別の女性も、この日の国会包囲行動には一人での参加だったが、周りの友人たちからは安倍政権への不満と不安の声を聞くと言う。「安倍政権って大丈夫なの?とよく聞かれます」と話すこの女性も同様、これまでデモや集会参加にはつながっていないが、周辺では確実に安倍政権の暴走に反対する意見が多いと言う。ただ問題は、ほかに選択肢が乏しいこと。「選挙で変えていくしかないよね。とは言え、ほかにどこに入れたらいいのか」と考えあぐねる。 安倍政権が暴走をはじめた当初から抗議する声が強まってきたとはいえ、それをあざわらうかのような政策が次々と提案されている。「9条を守ろう」と書いた旗を持った女性はこう言った。「だからと言って反対運動をやめてはいけないんです。とにかく安倍総理を引きづり下ろすまで、声を上げ続けなければいけないんです」。 香港では、真の民主主義を求めて市民や学生、労働組合が授業のボイコットやストライキで大規模抗議を続けている。日本でもまさに同じような運動が、いま求められているという声も聞こえた東京での国会包囲行動だった。 Created by staff01. Last modified on 2014-09-29 16:12:06 Copyright: Default |