本文の先頭へ
LNJ Logo 写真報告 : 世界のどこにも原発いらない! 7.25首相官邸・国会前金曜行動
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 0725shinya
Status: published
View


世界のどこにも原発いらない! 7.25首相官邸・国会前金曜行動

 収穫をして迷いながらも食べる人の不安と悲しみに心をよせることができますか
                         写真報告=shinya

この日の金曜行動では、さまざまな人のアピールが続いた。北九州市から来た人は、安倍首相が7月18日九電会長らとの会食で「川内原発再稼働まかしておけ」と言ったことに怒りの声を上げた。また、7月15〜16日に開かれた国連の自由権規約委員会において、初めて日本政府の福島の人々への対応に厳しい勧告が出たとの報告があった。川内原発再稼働反対のパブコメキャンペーン、インドのジャイタプール原発建設をやめさせるため日印原子力協定を結ばないようムンバイから訴えに来た元原発技術者・・。猛暑の中、官邸に向かって抗議がつづけた。電力は今夏も足りている!

動画(木下昌明撮影 6分)


「首相は福島原発事故処理の最前線に立つと言っていたが最後尾じゃないですか!それなのに川内原発再稼働は許されない。私はここに105回来ています。105回も同じことを言わせるな!」


「北九州市から来ました。玄海原発の操業停止を求めて1万人の集団訴訟をということでやっていますが、いま8200人になりました。それと同じ集団訴訟の川内原発の再稼働をさせないたたかいに共に勝利していこうと頑張っています。首相、あなたは福岡に来たとき私たちには会わなくて、九電の会長と会って、『川内原発再稼働まかしておけ』と大ボラ吹きました。IOCの総会では汚染水は完全にコントロールされていると世界に嘘をついて東京にオリンピックを誘致しようとしている。こんな嘘はまかりとうりません。いまあなたが辞めること、そして原発を止めることがこの国にとって安全です。是非、辞めてください。」


「昨日国連から帰ってきました。自由権規約委員会で、ヘイトスピーチや慰安婦問題など日本政府に対するこれまでにない厳しい勧告が出ました。そのなかに初めて福島原発事故後の人権状況、福島の人々のいのちと言論表現の自由を侵害している現状について極めて厳しい勧告が出されました」。言論表現の自由を守る会事務局長 垣内つね子さん

↓国会正門前


「浪江町の議員のみなさんと懇談してきました。事故は収束していません。今でも仮設で次々と亡くなっています。自分の家で葬式もあげられないなんて許せない。事故を一刻も早く収束させ、復興して欲しい。こういう被害者の声を届けても聞かない国も東電も許せない。責任をとれと言っている。こういう声も聞けない状況で再稼働なんてとんでもない」。吉良よし子共産党議員


「安倍晋三はいま、インドやトルコに原発を売ろうとしているが、英国の経済新聞にインドのことに触れていて、今インドは躊躇している、なぜ躊躇しているかというと、もし事故があったときに100%日本に損害賠償して欲しいということを売買契約に明記することを主張していて、日本はそれを避けたい。それで時間がかかっているのだそうです。もし、最終的に安倍晋三が責任を持つということになったら、これは税金から支払われることになります。それは絶対に阻止するべきだと思います。その責任は国民ではなく、原発を売ろうとしている会社が持つべきです。それをはっきり明記させるべきです」


「福島バッジプロジェクトです。福島の人の短い詩を読ませてください。『よりそう心』あなたは 種を蒔く喜びを知っていますか/あなたは 作物の成長を見守る楽しみを知っていますか/あなたは 花が咲き 実がみのる喜びを知っていますか/あなたは 収穫の手応えを知っていますか/あなたは 放射能で汚染された大地に種を蒔き 作物が成長し 花が咲き 実をつけて 収穫をして 迷いながらも食べる人の 不安と悲しみに 心をよせることができますか 二本松市の荒尾駿介さんの詩です」


「インドのムンバイから来ました。私は2017年建設・稼働予定のジャイタプール原発の反対運動に関わっています。ジャイタプールはンバイから南へ400キロのところにあります。この原発は1000万キロワットの大規模なもので、柏崎・刈羽原発を抜く世界最大の原発です。建設しているのはフランスのアレバ社です。日本の三菱がこの原発の一番重要なパーツ、タービンを作っていると聞きました。日印原子力協定が通ってしまうと、この原発を建てる必要条件が全部そろってしまいます。このような原発が建てられてしまうと、漁民や農民の人たちに多大な被害を与えます。是非、みなさんの力でこの協定が通らないように止めてください。私はかつて、原子力研究所で技術者として働いていましたが、体調を崩して、原発推進派をやめて反対派に変わりました。みなさん、がんばりましょう」  


Created by staff01. Last modified on 2014-07-28 12:31:58 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について