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写真報告 : 解釈で憲法9条を壊すな!4.8大集会

            写真とコメント=shinya

↓解釈で憲法9条を壊すな!4.8集会に5000人

↓主催者挨拶・高田健(許すな!憲法改悪・市民連絡会)

「安倍政権は積極的平和主義などというまやかしで、首相の私的諮問機関に過ぎない安保法制懇を使い、この国を憲法9条に反する戦争をする国にしようとしている」「私たちの運動は、この国とアジアにおける子々孫々の平和と共生の世界を残すという歴史的な仕事です。戦争をする国への道を阻止しよう」

↓志位和夫(日本共産党党首)

「アメリカのイラク侵略戦争の際、日本は自衛隊を派遣しました。しかし、武力の行使はさせない、戦闘地域に行ってはならないという歯止めがかかっていた。集団的自衛権が行使できるのなら、この歯止めが外されてしまう。米軍のように戦闘行為が出来るようになる」「改憲勢力はまず、憲法9条の明文改憲を狙ったがうまくいかず、そこで憲法96条の改憲手続きの緩和を進めようとしたが、これも邪道だという声が上がって頓挫した。そこで解釈改憲で集団的自衛権行使容認を進めようとしている。これに対しても、昨日の世論調査で反対が56%から63%になった。追い詰められているのは改憲勢力なのです。国民世論の力による、世界に誇る日本の宝、憲法9条を守り抜こう」

↓吉田忠智(社会民主党党首)

「国家安全保障会議の設置、特定秘密保護法、武器輸出三原則の撤廃、そして集団的自衛権の行使容認、この先に憲法9条の明文改憲がある。戦争が出来る国づくりを断じて許してはいけない」

↓糸数慶子(沖縄社会大衆党党首)

「沖縄は68年前の大戦で県民の四人に一人が亡くなりました。多くの県民は平和を希求し、なんとしても平和憲法9条をしっかり守っていくため、戦争体験者が、90歳近くなってもこの体験を若い世代に味わせてはいけないと、渾身の力を振り絞って頑張っています」「集団的自衛権が行使されれば、沖縄がその第一線に立たされることは間違いありません。辺野古へ米軍の基地を造り、沖縄の各離島に自衛隊を置いていくような安倍政権に心から反対します」

↓伊藤真(日本弁護士連合会憲法委員会副委員長)

「憲法解釈を閣議決定によって変更し、集団的自衛権行使を容認しょうとしていますが、これは立憲主義を否定するものです。恒久平和主義のこの国の屋台骨を壊してしまうことになる。日本はこれまで、平和国家としての日本のブランドを築き上げてきた。憲法9条がそのブランドの最高価値になっている。それを、たかだか時の政府の解釈変更によって壊してしまってはいけない。平和国家としての信頼を勝ち取るには、長い年月が必要です。壊すのは一瞬です。私たちはこの平和国家のブランド価値を、次の世代に引き継いでいく使命があります。私たち国民が主権者です。憲法は、私たちに、主体的に生きるという覚悟があるのかということを突きつけていると思う」

↓谷山博史(イラク戦争の検証を求めるネットワーク代表理事)

「イラク戦争を見れば、アメリカの戦争というものがどういうものか見えてきます。イラク戦争を見つめれば、集団的自衛権を行使するということがどういうことなのか、はっきりわかります。民主党政権はイラク戦争を検証しようとしました。安倍政権は検証しないと言っています。アメリカと共にイラク戦争を推進したイギリスは、特別検証委員会を設置して今も続けています。そのことが昨年、イギリス政府にシリア攻撃をことわらせる決定的な意味を持ちました。歴史を振り返らない国は、必ず同じ過ちを繰り返します。イラク戦争は正当性のない戦争、世紀の大失敗でした」「集団的自衛権を行使するということは、アメリカの戦争に協力するということです。アメリカの戦争に協力するということは、侵略戦争に協力するということです。アメリカの挑発によって起こされた戦争がいくつもあります。コソボ戦争、湾岸戦争、イラク戦争、アフガニスタン戦争。戦争というのは現実です。想像力を持って、勇気を持って、一人でも多くの人が反対の声を上げるよう頑張っていきましょう」

↓「集会アピール」を提案する内村愛以子さん

↓集会後、国会請願方面と銀座方面の2コースのデモがあった。写真は国会請願コース。


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