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LNJ Logo 首都圏青年ユニオン : 秋田書店、読者プレゼント数水増し事件はユニオン組合員が告発
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首都圏青年ユニオンの山田です。

大手出版社「秋田書店」が読者プレゼント数の当選者を水増しし、消費者庁から措置命令を8月20日付で受けました。

消費者庁 株式会社秋田書店に対する景品表示法に基づく措置命令について
http://www.caa.go.jp/representation/pdf/130820premiums.pdf

不当景品類及び不当表示防止法第6条の規定に基づく措置命令について | 秋田書店
http://www.akitashoten.co.jp/news/200


この事件は、「読者プレゼント数の当選者を水増ししろ」という業務命令を拒否した女性編集部員がパワーハラスメントにより、病気休職したのち秋田書店から解雇され、首都圏青年ユニオンに加入したことが発端です。

今回の消費者庁の措置命令を受けて、8月21日に新聞各紙は秋田書店の実態を掲載し、本日21日の毎日新聞夕刊には毎日新聞・東海林記者が首都圏青年ユニオン組合員に行ったインタビューも掲載されました。

===ここから===
秋田書店:景品水増し、先輩から業務引き継ぎ 元女性社員
http://mainichi.jp/select/news/20130821k0000e040257000c.html
毎日新聞 2013年08月21日 15時00分

実際にプレゼントされる景品の数より多い数が表示されていた漫画雑誌「ミステリーボニータ」とそのプレゼント欄=東海林智撮影
拡大写真

秋田書店が漫画雑誌の読者プレゼントで景品数を水増し掲載していた問題で、景品を盗んだとして解雇された元女性社員は、取材に不正を把握した経緯や「手口」を証言した。

女性は2007年に大学を卒業して同社に入社。「ミステリーボニータ」編集部に配属され、「プチプリンセス」の編集にも携わった。プレゼント欄を担当するよう指示され、先輩から業務を引き継いだ。

プレゼントの予算はボニータが各号約8万円、プチプリンセスが約13万円。毎回、編集長と相談してメインの景品を決め、量販店などで商品を購入したうえで、それを撮影して雑誌に載せた。商品が1点しかない場合でも雑誌で「2名様」や「3名様」にプレゼントなどと紹介。告知されたプレゼント数に対し用意された数は1〜2割程度のケースが多かった。告知数に対し約10倍の応募があった。

当選者を発表する際も、実際の商品が送られる読者以外は、都道府県と氏名を全て担当者が捏造(ねつぞう)。特定の都道府県に「当選者」が偏ったりしないよう注意点の引き継ぎも受けたという。

女性は「読者に申し訳ない思いで、本当に嫌だった」と語り、「プレゼントの数に多少の違いはあっても全誌で何らかの不正はあった。秋田書店はきちんと反省して出直してほしい」と話している。【東海林智】
===ここまで===



Created by staff01. Last modified on 2013-08-21 15:44:27 Copyright: Default

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