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「週刊金曜日」ニュース〜農業危機の本質を探る「希望はTPP。」なのか
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<<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>    2013.4.12
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】催し物のご案内
 
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 【1】注目の記事

■農業危機の本質を探る 「希望はTPP。」なのか

「TPPに参加すると農業は崩壊する」という交渉参加反対派。
「いや、TPPに参加しなければ日本の農業は終わる」
という交渉参加賛成派。相反する両者の主張を探っていくと、
日本の農業をめぐる共通の問題意識が見えてくる。
日本の農業の危機が、今そこにあるということだ──。


◆「TPP推進農業者」アンケート
農業崩壊の危機意識は同じ


●TPP参加でも「農業守る」?
綻びをみせはじめた自民とJAの蜜月
横田 一

長らく日本の農業政策を牽引してきた自民党とJAグループ。
だが、TPP交渉参加をめぐって、その蜜月関係に変化が
見え始めている。それでも自民は
JA支持をつなぎ止めようと必死だ。


●民主党の大敗北を猛省し、再生に力を注ぐ
篠原孝元農林水産副大臣インタビュー
「党議拘束を外せばTPPは批准されないだろう」

TPP交渉参加をめぐり、安倍晋三首相は、日本を米国に:売り渡した"と痛烈に批判する篠原孝元農林水産副大臣(2010年6月〜11年8月)。菅直人元首相が突然の交渉参加検討を表明してから一貫してTPPへの参加に反対してきた篠原議員に、TPPを巡る政治状況を聞いた。


●農民運動全国連合会(農民連)事務局長 笹渡義夫さんに聞く
一〇〇年先を考える農業は株式会社になじまない


●「限界農業」化の危機
問われているのは農業の持続可能性
田代 洋一

TPPに参加すれば日本の農業は壊滅する──。
しかし、参加しなくても壊滅の危機にあるのが現状だ。
いま、日本の農業はどうなっているのか。危機を脱却する道はあるのか。
農業問題の第一人者が打開策を説く。


●千葉県多古町の農事組合法人の試み
価格競争に巻き込まれない農業へ
本誌取材班

TPP参加によって崩壊の危機に瀕しようとしている日本の農業。
だがそれ以前に、日本農業は、後継者不足等で先行きが不安だ。
それでも各地では、生産者の農業再生に向けた試みが続いている。
その一つである、多古町の「旬の味産直センター」を訪ねた。


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 【2】編集長コラム

編集長後記

 日本のものづくりを小粒にした要因の一つに、株式市場があるだろう。一年に四回決算し、そのたびに競って成績発表をする。

 一年を通じ、季節に左右され、不安定な今の農業はそんな市場の理屈が当てはまるのか。以前、葡萄南限の宮崎県都農町を取材した際、土を改良し、樹を変えていくのに、「あと一〇〇年かかるかな」「だな」と農家の人々があっさりと話していた姿に内心、衝撃を覚えた。時間軸が違いすぎる。かりに農業を株式会社にしても株式上場化など、まともな姿ではできないだろう。

 また上場会社は日本のさまざまなくだらない法律も遵守することが求められる。『電通の正体』で取材した当時、広告最大手・電通のベテラン社員は「上場してから会社がつまらなくなった」と話した。理由は時間をかけた仕込みが決算や法令遵守があるためにできなくなったからだという。「以前は何をしているのかわからない社員がいた。そいつが大きな仕事をしたりした」と。私も生涯をかけ、大粒の果実を実らせたいものだ。 (平井康嗣)


(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/

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 【3】次号 940号予告

特集 安倍さん、子育て大丈夫ですか?

なぜ保育園をつくらないのか〜待機児童対策で、認可保育園を求める親たち

子育てを自己責任に引き戻す自民党

幼児無償教育化だけではすまない日本の現状

幼稚園の利益を優先する自民党文教族議員



自民党改憲草案徹底批判3回目 個人の尊重・基本的人権



世銀IMF体制の対抗軸となるか BRICS開発銀行が設立へ

チュニジア世界社会フォーラム2013リポート


○好評連載

自由と創造のために 右翼であること、左翼であること  廣瀬純 

新・買ってはいけない どうしてもてはやされる「ウイルス除菌」製品


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 【4】近刊のご案内

★『無名人のひとりごと』
永 六輔著、1575円、四六判フランス装 288ページ
ISBN978-4-906605-89─7
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2721

これぞ元祖つぶやき

ここに、46年前から「つぶやき」をしていた男がいた!
テレビやラジオの世界で最先端にいながら、揺るがぬ批判精神、機知に富んだ風刺、自虐ネタの数々……読みはじめたら止まらない、つぶやきの集大成。

野坂昭如氏いうところの「これは一つの文学である」 1967年、46年前の原点「芸人その世界」も巻末に抄録。小沢昭一、渥美清、淀川長治、黒柳徹子……そして無名の人々の「ひとりごと」にいまこそ耳を傾けてみたい。

浅賀行雄画伯のイラストレーション45点も一挙掲載!

高齢者たちよ、 イカレ、オコレ、そして笑ってしまえ
オヤジとか、おばさんとか呼ばれてしまう、すべてのひとたちに
いまこそ元気印のビタミン剤を!

<目次より>
まえがき  老いしい生活
その1   ジジのつぶやき      後期高齢者から前期高齢者へ
その2   テレビよテレビ嗚呼テレビ 有名人と無名人
その3   政治アンポンタン 国という境界線
その4   社会・芸能ひとりごと   ものづくりと芸能
その5   東日本大震災       ひさしさんと「ガンバレ東北」
特別付録 「芸人その世界」アンソロジー 『話の特集』1967〜69年



★『悪名正機 アウトサイダー十三人の話』
高須基仁著、定価1365円(税込)、A5判並製 180頁
ISBN978−4−906605−88−0
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2648

全員、嫌われ者。だから、面白いんだ。
嘗て「ヘアヌード写真集の仕掛人」とも言われた高須基仁。彼の交際範囲は広く、芸能人、レスラー、ボクサー、宗教家、左右の活動家、作家、漫画家、映画監督、AV女優、政治家など、枚挙にいとまない。

著者厳選の、一般メディアには登場しない人物との対話集。

〔13人のアウトサーダーたち〕
前田日明(「RINGS」CEO) 在日コリアンから帰化、いま「国」への思いを語る
朝堂院大覚(武道総本庁総裁) 朝青龍暴行疑惑、亀田問題、「怪人」が語った歴史の裏側
斎藤智恵子(浅草ロック座会長) 「浅草の女帝」の生き様と女の矜持
石井和義(K-1元プロデューサー) 出所から2年、総合格闘技ブームの火付け役が思うこと
柳美里(作家) 分断された朝鮮への思いと家族へのこだわり
川崎タツキ(元プロボクサー) 少年院、暴力団、薬物依存地獄を乗り越えたボクサー
戸川昌子(シャンソン歌手・小説家) 地獄をみてきた人間の強さ
杉浦和男(地下格闘技・KRUNCH創設者) 本物の“不良”の図太さとは
山本直樹(漫画家) 言葉の暴走の先に描くもの
ルミカ(シンガー) いじめをなくしたい──歌で広げた絆
秋田一恵(弁護士) 徹底的に被告に寄り添う
ごとう和(漫画家) 『6番めの虹』で原発事故を描く
黒岩安紀子(歌手・故団鬼六夫人) 左翼も右翼も泣かす歌い手



★70年代 〜 若者が「若者」だった時代
週刊金曜日編、 定価:1890円、四六判並製・400ページ
ISBN: 978-4-906605-87-3
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2633

何かが終わり、そしてその後に何かが始まった──。
政治の熱い季節が過ぎ去った後に迎えた七〇年代を語るとき、私たちは往々にしてこのように表現しがちだ。だが実際にそこで何が目撃されて何が語られ、いかなる理念が生みだされてきたのだろうか。

現在までも明確な総括をなし終えぬまま、人々はこの時代が残した多すぎてかつ大きすぎるさまざまな残影を引きずり続けて、二一世紀の二度目の一〇年代を迎えている。

いま、「回答」という名の終着地がない思索の果てしない海路へ、読者を誘う。懐古に留まらない、現在と未来をも洞察する手がかりを求めながら……。本誌好評連載「70年代の光と影」の単行本化。

《目次》
まえがき
座談会 平熱が高かった70年代、そしていま
     雨宮処凛 中山千夏 平井玄   司会/北村肇

1 阿久悠、社会現象を創った男「歌は世につれ」ではなく「世が俺の歌につれ」たのだ 1970 鈴木 耕
2 田中美津と榎美沙子 ウーマン・リブが担った矛盾とはざまを今も凝視する 1970 田中 優子
3 検定官を萎縮させた家永三郎三二年の教科書訴訟 1970 高嶋 伸欣
4 現代人の「まつり」に爆発させた岡本太郎の意志と野望 1970 北村 肇
5 ちばてつや「あしたのジョー」が渡った“1970年”という橋 1970 田沢竜次
6 三島由紀夫と高橋和巳 学ぶべきものはすべて この二人に学んだ 1970〜71 鈴木 邦男
7 ニクソンショックがドルの大幅下落とマネー経済病を生んだ 1971 山田 厚史
8 日活ロマンポルノ 日本映画低迷期に吹いた新しい風 1971 寺脇 研
9 『二十歳の原点』と高野悦子が残した激動の日々の記憶 1971 成澤 宗男
10 保革伯仲時代ゆえに司法の右旋回を狙った青法協攻撃 1971 宇都宮 健児
11 戦争責任問題を浮上させた昭和天皇裕仁の二つの「海外訪問」 1971〜75 天野 恵一
12 連合赤軍事件 社会への回路が閉じられて「生きづらさ」につながった 1972 雨宮 処凛
13 届かなかった建議書 沖縄不在の「復帰」に、異を唱えた屋良朝苗 1972 平良 亀之助
14 稀代の金権政治家田中角栄と越山会に挑んだ「たった一人の闘い」 1972 桜井 善作
15 『神田川』と過ぎ去った季節の追憶 1973 成澤 宗男
16 水俣病 1973
17 セブン−イレブンから始まった利便性の果てに 1974 斎藤 貴男
18 『笑い』の毒で右も左もぶっ飛ばすつかこうへい演劇の衝撃 1974 横内 謙介
19 ファシズムに対抗する「共創協定」を仲介した国民作家・松本清張 1974 辻井 喬
20 “狼”大道寺将司と東アジア反日武装戦線 償いきれぬ償い 1974 宇賀神 寿一
21 時代を疾走した青春のべ平連と訪れた「解放」の日 1975 吉岡 忍
22 「人間解放」をめぐる交錯テクノロジーと想像力に揺れた村上龍と村上春樹 1976/79 池田雄一
23 山田太一「岸辺のアルバム」と崩壊家庭を立て直そうとする者 1977 佐高 信
24 蜷川・美濃部・黒田 革新自治体と「TOKYO作戦」 1978〜79 村上 恭介

1970年代の出来事(年表)


★飲水思源
メディアの仕掛人(プロデューサー)、徳間康快
濁々併せ呑む夢の大プロデュサー
佐高信著、1575円、四六判上製・232ページ
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2615

徳間書店創業者で、宮崎アニメを世に送り出し、芸能、音楽、出版、新聞……それぞれのエンターテインメントを一流に育て上げた徳間康快の絶対値の大きさを人物評伝の名手佐高信が描く。
本誌好評連載の単行本化。


★『週刊金曜日』臨時増刊「さようなら原発 路上からの革命」
500円
http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=2163

「脱原発」のデモや集会が全国に広がっています。毎週金曜日に行なわれる首相官邸前デモは10万人の規模になり、「7・16」の代々木公園には17万人の人々が集まりました。

目立つのは、政党や組合の動員ではなくツイッターなどの呼びかけで集まった人々の姿です。子ども連れの若いカップルもたくさんいます。こうした新しい動きに「革命」との評価も出てきています。

本増刊号はカラー32ページ。「路上からの革命」を写真中心の企画でまとめました。官邸前デモ、「7・16」の空撮を始め、全国のデモの様子も網羅しています。また一般募集した写真を数多く掲載しました。

「歴史的事件」を市民の方々とともに残したかったからです。ぜひ、お手にとってください。

<おもな内容>
首相官邸前抗議行動/さようなら原発17万人集会/国会大包囲/首相へ直接要
求・勧告行動/大飯原発を停止せよ!/全国へ、世界へ路上からの革命のうねり

二重のアセンブリ       柄谷行人
関電のウソ          広瀬隆
アクションの先にあるもの   <鼎談>雨宮処凛/鎌田慧/ミサオ・レッドウルフ
福島の人達のいま       畠山理仁
市民主義の成立(再録)    久野収

この増刊号は書店のみの発売になります。定期購読には含まれませんので、定期読者の方はぜひ書店でお求め下さい。
*「ブックサービス」に電話(0120−29−9625)かWEBサイト
http://www.bookservice.jp/)
から注文できます。
*音訳版もあります。


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 【5】催し物のご案内

★第7回 今、なぜ?「昭和の日」
原発を抱きしめて−8・15と3・11
講演:加納実紀代

日時:4月29日(昭和の日)14時〜16時半(開場13時半)
場所:かながわ県民センター301号室
(横浜駅西口5分)
参加費:500円
問合せ:090−6021−0429
主催:教科書・市民フォーラム
協賛:『週刊金曜日』



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