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報告:2013国際女性デーのつどい

3月3日、大田区消費者生活センターにおいて、「国際女性デーのつどい」が開催されました。主催は、「国際女性デーのつどい」実行委員会で、全体の参加者は約30人。主なプログラムは次の通りです。ヾ霙環鶺、∀帯メッセージ紹介、4攅颯殴好箸らの報告(キム・ソヨンさん、イ・スクヒさん)、ぜ遡筝鯲、セ羲乃錙屮僖錺魯蕾鮓杼莎帖廖↓Τ同親庵賃里らの発言、Р痢屮侫シマ」、そして┫響杆鯲会。以下、韓国ゲストからの報告の一部を紹介します。(写真下・左=イ・スクヒさん、右=キム・ソヨンさん)

◆キム・ソヨンさん(キュリン電子組合員) 「同士の皆さん、お会いできてうれしいです」◇
私は韓国ソウルの九老工業団地で1992年から今年まで、20年余りを労働者として生きてきました。初めての職場である甲子電子で8年間働きながら、御用労組を民主化するための活動をしてきました。1997年御用労組の執行部をひっくり返して委員長に選ばれ、活動を続けました。

当時IMFによって、多くの労働者が解雇され、労働条件が後退する苦痛を味わっている時、私たちは組合員のストライキ闘争で雇用の安定と勤労条件が後退しない職場を守りました。しかし、会社は2000年破産し、労働組合は会社の破産は事業主の責任であるから、労働者の生存権に責任をおうことを要求して、本社占拠座り込みなど155日間の闘争を展開し、会社側の合意を取り付けました。しかし、会社は完全に廃業して、戻るべき職場は消えてしまい、私たちは新しい職場を探さなければなりませんでした。

2002年「ヒューマンドットコム」という派遣会社を通じてキリュン電子で働くことになりました。一度も経験したことの無い非正規職派遣労働者になったのです。私が入社したその時期が九老工団で派遣労働者を雇用し始めた時期でした。現在の九老工団では派遣会社を通じなければ就職できない構造になってしまいました。

2008年4月から命をかけた闘争を展開しました。断髪をはじめ35メートルの鉄塔にぶらさがって、94日の断食をしながら、宗教家・市民団体・教授・法律家・文化芸術家・市民・学生など多様な方々の連帯が続きました。それにも関わらず、ついに解決されないまま94日で断食をやめなければなりませんでした。

当時、上級組織は闘争が最高点に達した時、不足であっても妥結すべきだと私たちを圧迫しました。しかし、不法派遣に伴う正規職化が、命を差し出しても解決出来ないほど大変な要求とは思いませんでした。私たちは闘争を諦めず、2010年11月1日にキリュン電子の正規職として職場復帰する合意を取り付けたのです。200人で始めた闘いは10人に減ったけれど、最高裁でも冷遇したこの間題を闘争を通して突破したのです。このように勝利したのは多くの人々の連帯の力でした。

この闘争の過程で「非正規職のない世の中作りネットワーク(以下ピオッセ)」が結成されました。ピオッセが作られた契機は、キリュンの闘争はキリュンだけの問題ではない。社会のあちこちに非正規職の為に苦痛を受けている人たちがいて、非正規職の問題は社会的問題なのに、この間題を闘争する主導者だけに重荷を背負わせてはいけない。また、この闘争が終わるにしても、非正規職の問題が全部解決されたのではないので、根本的解決がなされるよう、持続的に関心を持って社会的世論を拡げる実践をしながら、闘争をする人々を支援しようと言うのです。

キリュンから始まって、サンヨン自動車と韓進重工業との闘争によって作られた社会的力!それが2011年、希望のバスと名づけられ、整理解雇、非正規職問題は必ず解決されなければならないという世論が沸きあがりました。今この時間にもヒョンデ自動車の非正規職、才能学習誌、サンヨン自動車、隆盛企業の労働者が非正規職と整理解雇、労組弾圧に対抗して鉄塔に登って座り込みをしています。

キリュンの闘争とピオッセなどの活動をしながら、政治闘争がとても重要だと云う事を感じ、社会的弱者を中心とする政治、当事者観点の政治が重要であることが解りました。ところで、既成の政界は資本家の顔を見て、トーンを下げたりします。野党である民主党は、彼らが執権した当時、派遣法と整理解雇、非正規法を作った当事者でもあります。そのような彼らに非正規職問題を任せられないと考えました。

その間、民主労総が作った「民主労働党」を通じて私たちの声をあげましたが、その民主労働党が新自由主義勢力と統合を決めることによって、もう私たちの労働者党ということが出来なくなりました。特に、2014年4月の総選挙で、とにかく野党圏連帯を通じて、議席数確保だけに集中した結果、整理解雇・非正規法を作った党を労働者が支持するのを見て、労働者進歩政治が崩れたことを確認しました。

米国のように共和党と民主党、二つの資本主義党に従属する両党構造が、固定化される過程を見て憂慮せずにはいられませんでした。それで、総選挙以降、整理解雇・労組弾圧・民営化に対抗して闘っている労働者たちと現場の活動家が共に、変革的現場の実践と崩れた労働政治を再び構築してみようという論議を始めました。

これ以上私たち労働者の未来を、新自由主義勢力に依存して作り出すことはできないと判断しました。今必要な事は、労働者が直接政治の主体として立ち上がらなければいけないということでした。その出発であり土台作りの為に、大統領選挙闘争をすることになりました。また、闘争する労働者の候補!労働者民衆と共に大統領選挙という政治空間で、闘争を集約させて、大統領選挙が闘争のブラックホールでなく、闘争をより一層広めて豊富にしながら、根本的な問題を提起する空間として作ってみようと思いました。労働者民衆の政治を議会や大統領府に閉じ込めてしまう退行的慣性を破って、今は亡き全国農民会のチョンダァンフン議長様がおっしゃった「アスファルト農業の精神」は生き返ることを願っています。

野党圏連帯を通じて必ず政権交代をしなければならないという思いは強大でした。進歩陣営さえ野党圏連帯を通じて政権交代に全力を注ぎました。

大統領選挙以後、闘争する労働者の死が続きました。一筋の小さな希望の灯でもあれば死ななかった同志たちです。

大統領選挙が終わった今、20年間労働者として生きながら闘争をしてきた私の結論は更に明確になりました。私たちの未来を保守政党、自由民主主義政党に依存して任せるのではなく、私たちの力を育てて共に闘っていかなければならないという事。現状に安住しないで激しく闘っている人々、苦痛をうけて阻害される人々を中心に団結して連帯する闘争を展開していかなければなりません。それでその間、街で現場で出会った同志たちと共に、資本家に対抗した現場闘争と新しい政治活動を作り出そうとしています。それが人を生かす道であると信じます。

【プロフィールと報告詳細】http://blogs.yahoo.co.jp/tocka_jikkoi/64268251.html

◆イ・スクヒさん(弘益大学 分会長) 「胸に恨を抱いたことがありますか?」◇
「あ、、、彼らの目には私はみえていないのだな」トイレでも講義室でも。明け方、始発電車に乗って出勤し、一日中掃いて磨いたが、幽霊の扱いを受けた私たち清掃労働者。約40万人に達するという、韓国の清掃労働者の恨(ハン)の話。そして私の話を今からしたいと思います。

私は10年前、弘益大学校の清掃員として入社しました。最低賃金にもならない、すずめの涙ほどの賃金でしたが、清掃労働者はこんなものだと、それでも感謝して仕事を始めました。あまりにも無知だったんです。

しかし、弘益大学は労働組合を作って「賃金引上げ」を要求したという理由だけで、私たち140名の清掃と警備労働者を2011年1月1日に集団解雇しました。誰一人として例外なく家庭の責任を負う家長だった私たちは、選択の余地もなく闘争を始めました。大学の本館に集まって、総長との面談を要求しましたが、「もう私たちと関係ない人々だから出て行きなさい」という言葉だけを繰り返しました。

その後、私たちは数多くの市民団体と労働組合の協力のおかげで、49日間の座り込み闘争を終えて、堂々と現場に復帰して勝利しました。

韓国では全体労働者の半分が「非正規職」で、900万人に達する労働者が今でも、低賃金と日常的解雇の脅迫に苦しめられ、劣悪な環境で働いています。その中でも「女性の非正規職」比率が高いのです。女性労働者10人中6人は非正規職です。特にあのような清掃労働者の大部分は女性の非正規職です。今でも、地下鉄で、ビルディングで、大学で、病院で、最低賃金も受け取ることが出来ず、幽霊のようにさすらう清掃労働者が40万人にもなります。残念なことにこのうちで労働組合に加入している労働者は2%にもなりません。私はこのような清掃労働者を全部労働組合員に組織するつもりです。それで、かならず必要な清掃労働者を外注化して、安くこき使って捨てる、とりわけ「女性」と 「低賃金」と「差別」を当然視する、このような現実を必ず変えていきます。今、私がいる弘益大学でも周辺の大学と団体交渉をしながら、学校に対抗して直接雇用を勝取るための闘争を準備しています。

【プロフィールと報告詳細】=>http://blogs.yahoo.co.jp/tocka_jikkoi/64268486.html

参加報告:佐藤和之(佼成学園教職員組合)


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