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報告 : なくそう！官製ワーキングプア大阪集会

11月23日午後、新大阪で、「なくそう！官製ワーキングプア大阪集会」が 開催され、会場いっぱいの180名が参加した。一部の参加者は立見や床に座り込み ながら、4時間近い集会に最後まで参加、メモを取りながら発言に聞き入った。

主催は実行委形式だったが、大阪労働者弁護団、民主法律協会という弁護士 2団体を軸に、労動NPOなどが参画、ナショナルセンターにこだわらず、非正規 公務員問題に取り組むという一点で一致して開催した。

集会は非正規当事者からの発言、法的裏付けもないままに3年とか5年で雇い 止めになる理不尽さと闘っているメンバーによるミニシンポ、雇い止め裁判の 解説、総務省調査の活用事例や非正規対策を進めるソウル市長調査報告に、 西谷敏、脇田滋、上林陽治さんら学者、研究者のコメントなど、多彩な内容と なった。

また、レイバーネット川柳班協力で、応募川柳の入選句発表も行った。(川柳は、 別途報告予定) 大阪で、このような「正規、非正規、労組の枠を超えた」共同の取り組みが 実現し、成功したことは画期的だ。（白石孝）