タブーなしの報道めざす『発禁新聞』がはじまる | |||||||
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紙媒体にとって生き残るのが苦しいこの時代に、新しい新聞が発行されることになった。その名も「発禁新聞」。4月11日に創刊されたA4サイズのかわら版は、デジタル時代に生じる情報格差をなくす試みとして注目されている。 インターネットを介して情報が氾濫する時代であるがゆえに、地方に居住していたり、高齢であったり、またはネットやSNSが苦手とすると、必要な情報にアクセスできない場合がある。その格差を解消するために立ちあがった『発禁新聞』だが、主流メディアで直面する“報道できない/しづらい話題”についてもタブーなしで報道することを主旨としている。 呼びかけ人は、経済学者の金子勝さんや精神医学者の香山リカさん、環境ジャーナリストのアイリーン・美緒子・スミスさんなど。昨年12月の衆議院選挙の結果を受けて、「これではヤバい」という危機感を抱いたことがきっかけだという。 1部200円で販売されるが、ビッグイシュー形式で、市民がキオスク拠点となっての全国配布を目指す。毎週金曜日発行。ラジオ・テレビ欄には、「レイバーネットTV」をはじめ独立系インターネットテレビやインターネットラジオの番組が紹介されている。最新号(4月25日付・写真)には、TPP日本参加について金子勝さんが執筆した記事や、新大久保での反韓デモ、生活保護についての記事などが掲載されている。 購入希望者は発禁新聞編集部(TEL03−5466−1704 FAX03−5465−1714)へ。10部購入(1200円)して、1部200円で販売すると800円稼げる仕組みになっている。(松元ちえ) Created by staff01. Last modified on 2013-04-28 21:01:42 Copyright: Default |