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たんぽぽ舎メルマガ NO.1525〜「国会記者会館 誰のため?」
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1525】
2012年7月23日(月) 地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

                            転送歓迎
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★1.「国会記者会館 誰のため?」
★2.新宿東口のベルクというお店で「デモ ナウ」写真展
★3.読者からイベントのおさそい3つ
  ◎7/24から8/5世界ヒバクシャ展@ポレポレ坐〜核の歴史を伝える写真展&トーク
  ◎7/27「原発再稼動反対デモin袖ヶ浦市」
  ◎7/25再処理も原発再稼働もNO! 経済産業省別館前行動
★4.<テント日誌7/20(金)―経産省前テントひろば 313日目>
   雨の中、衰えることのない数万の人々の列と声
   田中康夫氏の白い風船、鳩山元首相の初登場
★5.<テント日誌7/21(土)―経産省前テントひろば 314日目>
   闘いの後 テントの時間は静かに流れる
━━━━━━━

※訂正です。
 1.7月21日(土)発信の【TMM:No1523】は誤りで、正しくは、【TMM:No1524】
   となります。訂正致します。
 2.7月21日(土)発信の地震と原発事故情報−3つの情報で、
  ┗■1の7/29国会大包囲(脱原発)の呼びかけ団体名は、
    誤:首都圏反原発連合有志
    正:首都圏反原発連合
    です。訂正致します。


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┗■1.「国会記者会館 誰のため?」
 |  OurPlanet-TVの白石草さんの訴え
 └──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

 首相官邸前にある国会記者会館が注目されている。この建物は新聞やテレビ各
社が常駐する取材拠点になっている。この建物の使用をめぐり、問題が起きた。
毎週金曜日の脱原発を掲げた首相官邸前行動で、建物屋上から写真撮影を希望し
たインターネットメディアの利用が認められなかった。司法の場に持ち込まれる
事態に発展している。

「官邸前デモ中継に」

「目の前で起こっている抗議活動をライブで流したい。もう『ここしかない』と
思いました。」非営利のインターネット放送局「アワープラネットティービー」
の白石草(はじめ)理事が説明する。白石さんたちは先月以来、官邸前に続々集
まる人々の取材を続け、市民のカンパでヘリコプターによる空撮もした。ヘリで
は中継できないため、目を付けたのが国会記者会館の屋上だった。(中略)

ネットメディアの利用拒否

白石さんは今月6、13日に建物を管理する記者クラブ「国会記者会」事務局に屋
上を撮影で使いたいと申し込んだ。しかし、「加盟社以外の使用は認められない」
と断られた。白石さんは「まさか断られるとは思わなかった」と振り返る。これ
を受け、白石さんは17日、国と国会記者を相手取り、今月29日の「国会包囲」を
掲げた抗議行動の際に撮影できるように屋上の使用許可を求め、東京地裁に仮処
分を申し立てた。(中略)

仮処分申請「報道の良心期待」

白石さんの代理人である河崎健一郎弁護士は「国民の知る権利を守るため、公的
な施設が提供されている。脱原発の動きを報じ続けてきた白石さんを排除するの
は、国会記者会の正当性を自ら脅かす行為。司法の結論を待つまでもなく、報道
の良心に従って利用を認めてほしい」と話した。
(以上 東京新聞7月20日記事から抜粋して紹介)

※7/24【講演会】「御用メディアと市民メディア」のご案内
 「御用メディアと市民メディア」−もう一つのメディアOurPlanet-TV。
 講 師:白石草さん(OurPlanet-TV代表理事)
 会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
 18:30開場、19:00開会、参加費1000円


┏┓
┗■2.新宿東口のベルクというお店で「デモ ナウ」写真展
└──── 橘 優子

 アルタ前でデモを解散して、駅に向かう階段を下りるとすぐ右手に、立ち食い
そば屋さんと、何やら、横文字がごちゃごちゃ並んで、若者が昼間からビールを
飲んでいるスナック(ベルク)があるのを皆さん、ご存知ですか?
 知ってはいるけど、入ったことない、という方も多いと思う。
 ここは、毎月、月の初めに、店内の壁面でのギャラリー風展示が変わり、かな
り読み応えのあるお店の新聞が更新されるので、月の初めは、ここに行くという
のが、ここ数年の私の楽しみでしたが、今月は、諸般の事情で、今日になって行
ってみたら、大変!お店中、素敵なデモの写真がいっぱい!31日までです。
 是非見に行ってみて下さい。こんな、新宿の玄関口みたいところで、ごく自然
に、脱原発の写真が多くのベルクファンの視線の中をさすらうのです。
 お店は、7月25日で22周年ということで、23日から25日まで、記念割引なども
企画されてます。 デモや会議の帰りに、寄り道してでも行く価値はあります。
お昼に寄って、ちょうどレジの担当がこの写真を撮っている副店長だったので、
「素敵なので友人連れて来ます!」って宣言してしまいました。
 いつも、たんぽぽ舎や東電前アクションや経産省前テントひろばのビラを置か
せていただけるお店でもあります。
 ※但し、期限付きの催しなどのビラで、終わったら取りに行くのが原則です。


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┗■3.読者からイベントのおさそい3つ
 └────(問い合わせは主催者へお願いします)

◎世界ヒバクシャ展@ポレポレ坐〜核の歴史を伝える写真展&トーク

 7月24日(火)〜8月5日(日)に、東京・東中野のポレポレ坐で、世界ヒバ
クシャ展@ポレポレ坐を開催します。
 核の歴史を伝える6人の写真家によるヒバクシャの写真展示や、女優の日色と
もゑさん(朗読)と写真家・映画監督の本橋成一さん(8月5日)、韓国・朝鮮
人被爆者を撮り続けてきた伊藤孝司さんと海洋の放射能汚染を寓話にした田島伸
二さん(7月28日)、未来食つぶつぶ創始者のゆみこさんら(8月4日)のトー
クイベントも行います。
 主催:NPO法人世界ヒバクシャ展
 詳細は、下記サイトをご覧ください。
    http://www.no-more-hibakusha.net/event/スケジュール/
 

◎袖ヶ浦市で、はじめて開催されるデモについてご案内いたします。
27日は、官邸前抗議行動もありませんので、多くの方が参加しデモを盛り
上げて下さい。

   袖ヶ浦市で開催される「原発再稼動反対デモin袖ヶ浦市」

 日 時:7月27日(金)18時集合
 場 所:福王台中央公園(袖ヶ浦市)
 少雨決行・大雨中止
 詳細については、「袖ヶ浦市民が望む政策研究会」のHPを参照して下さい。


◎再処理も原発再稼働もNO! 経済産業省別館前行動

 六ヶ所再処理工場ではガラス固化体製造試験がヤマ場に
 
 日 時:7月25日(水)18:30〜19:00ごろまで
 場 所:経済産業省別館前
     (地下鉄千代田線霞ヶ関駅C2出口が別館前で一番近いです)

※毎月第四水曜日に実施しています。
プラカードや横断幕を持って来てください。拡声器でアピール、チラシまきをし
ます。
18時50分から参加団体や個人の抗議文・要望書を読み上げて渡します。
短くてもかまいません。

主  催:再処理とめたい!首都圏市民のつどい
呼びかけ団体:原水爆禁止日本国民会議(03-5289-8224)/プルトニウムなんてい
らないよ!東京/日本消費者連盟/ふぇみん婦人民主クラブ/たんぽぽ舎/日本
山妙法寺/福島老朽原発を考える会/グリーンピース・ジャパン/原子力資料情
報室。


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┗■4.<テント日誌7/20(金)―経産省前テントひろば 313日目>
 |  雨の中、衰えることのない数万の人々の列と声
 |  田中康夫氏の白い風船、鳩山元首相の初登場
 └────

7月20日(金) 曇り一時雨
 今にも降りそうな空を見やりながら家を出た。2時半頃国会議事堂前駅の3番
出口から出る。
先週と同じように鉄柵が並べられ、その後ろには装甲車が並んでいる。しかし警
察も手慣れたのか先週ほどの張り詰めた緊張感はない。
 3時半頃、田中康夫氏が箱形トラック2台でテントにやってくる。そのトラッ
クの中は白い風船でいっぱいだ。6000個用意されたそうだ。半分の1台分を
テントに降ろされる。第2テントの中はたちまち風船の山でいっぱいに。これか
ら官邸前〜国会前〜霞ヶ関行動に参加される方にその風船を配る。
 4時半頃から雨が降り出した。結構激しく降る。時折小止みになるがすぐさま
また激しく降る。そういう状態を繰り返しながら、6時半頃まで雨は降り続いた。
今日は経産省正門前でも、別館の保安院前でも抗議行動がおこなわれている。さ
らには官邸裏側でもと、あちこちに抗議の場は広がっている。
 そして今日は予告通り鳩山元首相が官邸前行動に登場した。「再稼働をやめる
べきだ。官邸と国民の声がかけ離れている。」「皆さんの新しい民主主義の流れ
を大切にしなければいけない」とアピールしたそうである。

 国会正門前の方に行ってみると、T字道路の両サイドに人々の列がビッシリ。
今日は角のところも人で満ちている。とくに、雨が上がった7時頃からは、本当
に人々がどんどん続いてくる。片側には白い風船の波。8時以降の経産省正門前
の盛り上がりもいつも以上であった。
 7・16の疲れが残っているのでは・・・、出鼻が土砂降りの雨だったから・
・・等、いろいろ心配したが、本当に衰えることなく人々は集まり、声を上げる。
野田政権にせよ、関電にせよ、保安院にせよ、経産省にせよ、あまりにやること
がせこく、デタラメで、愚弄するものであり、人々の我慢の限界を超えている。
それら総体にNO!を突きつけ、総退陣を迫るしかやり場のない怒りが渦巻いて
いる。そして自らの意志表現をすることに確信を抱き始め、何かが変わり始めて
いると感じてている。
 この波は衰えることなく続くだろう。いやさらに奥深いところへと広がり、深
まっていくだろう。
 7・29国会包囲行動はこの1ヶ月間の行動の波の頂点に位置している。この
1ヶ月間の全てを総結集した行動になるだろう。全てを7・29国会包囲行動へ!
( Y・T )

7月29日(日)15:30 日比谷公園中幸門 デモ出発 16:30
        19:00 国会包囲(集会/キャンドル・チェーン)


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┗■5.<テント日誌7/21(土)―経産省前テントひろば 314日目>
 |  闘いの後 テントの時間は静かに流れる
 └────

7月21日(土)晴れ
 体調不良だが今日は泊まり番のため、午前中は家でぐっすり睡眠を取り、夕方
近くにテントに向かう。千代田線の改札を降り、エレベーターで地上階へ。地上
が視界に入ると今日もテントは無事だったと一安心し、胸をなで下ろす。
 薄曇りの中、テントの前に座り込む、いつもの面々と軽く会釈をして、テント
の中に入る。昨夜の首相官邸前行動や、経産省前スピーチに集った数万の人々の
熱気あふれる空間とは対照的に静かに時が流れていく。たった1日の違いなのに
別の場所にいるようである。
 今日の来訪者の中に、遙々青森県弘前市からやってきたK氏の名前があった。
7月16日の17万人集会の折にも参加した青年である。聞くところによると、
このテントは3回目の訪問だそうだ。1回目は原動機付き自転車で、2回目は夜
行バスで、今回などんな方法で来られたのか、残念ながら聞き出せない。青森で
は情報がなかなか入ってこないが、ネットを見ていていてもたってもいられなく
れやってきたそうである。会ってゆっくり話をしてみたかった。それにしても何
とバイタリティのある青年かと感心する。
 今夜は土曜日なのだろうか、テント前の歩道で行われている水道工事もなく、
静かに眠りにつくことが出来た。
 明け方、8時を少しまわった頃、経産省の役人が毎日の日課を済ましに来る。
曰く、「この土地は経産省の土地なので直ちに撤去するように、また、火気等の
使用は厳禁である。以上○時○○分。」「ガキの使いじゃないんだから、あなた
の上司に私の言葉も伝えておくようにとして、再稼働をすぐにやめろ」と反論す
るが「伝えることは出来ません」との回答。話になりません。(SIRO)    
 

★テント全体会議 7月24日(火)19時〜神保町ひまわり館
        (地下鉄神保町駅2番出口徒歩5分 西神田五差路右入る)
★経産省正門前行動 7月27日(金)17時半〜 経産省正門前
★国会包囲行動 7月29日(日)15:30日比谷公園中幸門
           デモ出発 16:30
        19:00 国会包囲(集会/キャンドル・チェーン)
 ペンライト 懐中電灯 光棒を持参下さい。

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【編集部より】
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