井手窪です。
韓国、韓進重工での整理解雇の撤回を求めてクレーンに籠城したキム・ジンスクさんが勝利したことは記憶に新しい。その原動力になった「希望のバス」運動を記録したオ・ソヨン監督の「塩花の木々 希望のバスに乗る�供廚�ついに完成しました。
日本初上映会に、オ・ソヨン監督が来日し、解説します。
http://nakamaunion.jugem.jp/?eid=386#sequel
「塩花の木々 希望のバスに乗る�供� 完成上映会
７月２９日（日） 午後 １時 エルおおさか７０８号
解説：オ・ソヨン監督、キム・ヘジン（希望のバス企画団、不安定労働撤廃連帯）
入場料 １０００円／非正規・学生・障がい者５００円（全交企画の一環として取り組まれる）
連絡先：なかまユニオン（電話06-6242-8130 ファックス06-6242-8131）
＜作品について＞
第�戯遒蓮�東京のレイバー・フェスタでも上映され、大きな反響を呼んだ。前作は、第�擬 �第２次の希望のバスで韓国中の市民がクレーン目指して駆けつける様子となぜ、キム・ジンスクはクレーンに登ったかを描いた。
今回の続編は、第４次、第５次の希望のバスと、遂に勝利してキム・ジンスクがクレーンから降りてくる喜びの場面、そして、その後を描いている。続編では、キム・ジンスク自身が、ナレーションを務めている。第４次、第５次希望のバスで市民が警察に追われる様子、韓進重工業の会長が国会で喚問される様子、日本から参加したなかまユニオンの様子、クレーンの上でどう感じていたのか、キム・ジンスク自身の言葉で語られる。３００日を越えても、解決が見えなかったとき、「誰かが死ななければこの闘いは終わらないのか」という考えに捕らわれ、生きているのか、死んでいるのかも分からないような精神状態であったということが、今回初めて語られる。そんなキム・ジンスクを思いとどまらせたのは、籠城しているクレーンの下で、毎日、集会やミサを続ける人の姿であった。そうして、籠城３００日を乗り切った昨年１１月１０日、整理解雇の撤回・１年以内の職場復帰などの勝利和解が成立し、キム・ジンスクは地上に降り立ってのである。そのような勝利をもたらしたのは、顔もお互い見たこともないような韓国中の市民が示した連帯だ。
第４次、第５次の希望バスには、なかまユニオンの若い組合員が参加した。参加したのは、役員ではない。みんな、パワハラで休職に追い込まれていたり、解雇争議を闘っている組合員だ。悩み苦しんでいる組合員が解雇者やその家族と交流することによって、「苦しいのは、自分だけではない」「こんなに沢山の人が闘っている」ということに気づいていった。
このドキュメントを観た人は、資本に踏みじられている労働者同士が連帯することの、深さ、豊かさ、力強さを感じるだろう。ぜひ、多くの方に観ていただきたい。
なかまユニオン
井手窪 啓一
電話06-6242-8130 ファックス06-6242-8131
ツイッター http://twitter.com/Idekubo_Keiichi
HP http://www.nakama-union.org/
Skype名 idekubo
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