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LNJ Logo テント日誌(6/22)官邸前に45000名の人波!超巨大官邸前行動 来週は10万人行動へ!
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<テント日誌6/22(金)――経産省前テントひろば286日目 稼働原発ゼロ48日目>
      官邸前に45000名の人波!超巨大官邸前行動
      来週は10万人行動へ!


6月22日(金) 朝、激しい雨 午後曇り
 朝から激しい雨が降っていた。心配である。なんとか夕刻までには上がってくれ!と祈るような
気持ちだ。というのは今日金曜日は官邸前行動の日である。先週14000名の人波で埋まる行
動があって、その翌日4閣僚会議による再稼働最終決定があった。それから初めての東京での
行動である。先週を上回れるかいなかは、今後の動向を大きく左右する。
 おおいからの帰りの車中で若い人達に聞いた。みんな気持ちは萎えていなかったし、むしろど
んどん広がっていると意気軒昂、自信ありげだった。この間、ネットでも10万人行動を目標とし
て呼びかけているメールが目についた。それだけに期待感があった。だからこそ雨よ、上がって
もらいたい、と祈るような気持ちだったのだ。

 午後テントに出かける。どうやら雨は止んだようだ。なんとか持ちそうである。
 実は今日、在特会などが5時から官邸前でカウンター行動と称する妨害行動をおこなうとネット
で告知しているそうで、その後テントに押しかけてくるかも・・・という情報があった。それ故、テント
防衛で待機するということが確認されていた。
 5時半頃、官邸前の歩道の一角を占拠している50人程の在特会と、すでに集まってきている
2000人の人々が対峙状況だという報告が入り、官邸前行動に参加することにして出かける。

 人の列はすでに六本木通りにまで達し、そこから折れ曲がってまだ続いている。坂を登って前
方へと進むと、途中から人は歩道いっぱいびっしりと並び、車道にまで溢れだしている。車道の
通行路をたどって先頭にまで達すると、国会議員がアピールしていたが、その向こうに在特会の
一団が何やら叫んでいるようだった。
 また列の後方に向かって引き返す。どんどん人は増え続け、列の後方に向けて車道を歩く人
の列も延々と続いている。六本木通りに出て、その歩道にも延々と人の列は続く。そうして結局
一周して再度官邸前に出て、在特会をサンドウィッチするような位置で官邸に向かってコールを
する。ここにもどんどん人が集まり、コールが大きくなっていく。

 7時過ぎてまた1周するように前方へと進んでいくと、国会通りは全て車道にまで溢れ出し、2
車線は解放区さながらである。1列に25人程が立ち並び、その列がビッシリと500mは続いて
いるだろうか。反対側の歩道にも多くの人が立ち並んでいる。通行路を歩く人もいっぱいである。
 コールは巨大な塊となってこだまし合っている。ここは1人1人として参加している人々の意志
と気持ちが一つに溶け合い、共鳴しあう共同空間だ。官邸前オキュパイとでも言い得ようか。
 記者会館側から在特会が退散した空間へと入り込むと、鎌田さん、落合さんと出会った。この
時点で40000名と伝えられる。人はまだまだ増え続けている。

 一足早くテントに戻って待機する。8時過ぎてしばらくすると、たくさんの人が次々と潮見坂を下
りてきて、テント前にやってくる。お疲れさんと声をかけながら水を振る舞って回る。みんな興奮
の余韻が続いている。数十人ほどが経産省正門前でアピール行動を続けている。
 Hさんから今日の参加者は45000人であったと聞いた。スタッフがリヤカーで運んできたマイ
クなどを片付けている。テントは官邸前行動のための基地としての役割も果たしている。そして
テント前では夜遅くまで交流が続いた。

 来週の金曜日(6/29)はもう10万人行動だ。国会通りが人々で埋め尽くされる。誰もがそれ
を目標として語り、その実現を確信している。これこそが、野田政権や原子力ムラなど1%に対
峙する99%の人々の、今現在日本のオキュパイ運動に違いない。  ( Y・T )

Created by staff01. Last modified on 2012-06-24 12:32:32 Copyright: Default

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