本文の先頭へ
LNJ Logo 菅直人氏「原子力ムラの解明と解体」を訴え
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1338278998365st...
Status: published
View


*レイバーネットMLから

皆さまへ
 事故調での菅証言を、マスコミは菅たたき一色の報道傾向ですが、
本人のプログでは「原子力ムラの解明と解体」を訴えています。
弁解があろうが無かろうが、市民運動として注目に値します。
 2012.5.29  寺島

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
     記

菅直人OFFICIAL BLOG、今日の一言

http://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-11262934920.html

国会事故調での私の発言の最後の部分<原子力ムラの解明と解体>

ゴルバチョフソ連首相は、「チェルノブイリ事故は我が国体制全体の病根を照らし出した」と回想録で述べています。福島原発事故についても同じことが言えます。
戦前、「軍部」が政治の実権を掌握した過程と類似。
東電と電事連を中心に、原子力行政の実権を次第に掌握。批判的な専門家や政治家、官僚は「ムラ」の掟によって村八分にされ、主流から外されてきた。それを見ていた、多くの関係者は「自己保身」と「事なかれ主義」に陥っていた。私自身の反省を込めて言う。
 現在、原子力ムラは今回の事故に対する深刻な反省もないまま、原子力行政の実権を握り続けようとしている。
こうした戦前の軍部にも似た「原子力ムラ」の組織的構造、社会心理的構造を徹底的に解明し、解体することが原子力行政の抜本改革の第一歩。
 原子力規制組織として、原子力規制委員会を作るときに、米国やヨーロッパの原子力規制の経験者である「外国人の委員」を招聘することも改革の一つ。


Created by staff01. Last modified on 2012-05-29 17:10:12 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について