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LNJ Logo 橋下市長の横暴「入れ墨調査」を拒否します(矢野幸一)
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なかまユニオン大阪市職員支部の矢野幸一(写真)です。

大阪市橋下市長が躍起になっている入れ墨調査についての報告をします。

5月7日に市長名の文書と調査表が配布されました。その文書は、「(入れ墨について)実態を把握した上で、人事配置上の配慮を行う必要があることから、全職員に対し記名式の調査を実施する」となっていました。

 私は、「入れ墨は個人のプライバシーに関することであり、調査には協力できません」と表明して、白紙で出しました。

ところが、5月22日になって課長から「局長から職務命令書が出ているので手渡す。調査に協力するように」との話がありました。その命令書は、「命令にもかかわらず回答を拒否する場合には、職務命令違反となることを合わせて伝達しておく」と結ばれていました。

その翌日、今度は所長(部長級)から呼び出され、「拒否を続けると懲戒処分の対象となるが、その覚悟か」と聞かれたので、「法に反した職務命令は無効です。不当な処分が出された場合には、第3者に判断を求める」と言いました。

こうした管理職の動きは、橋下市長の指示です。5月16日には管理職に対して、部下が不祥事を起こした場合にはこれまで以上に管理監督者の責任を問う」とする通達を出し、「未回答者の昇進を認めない」とも発言しています。

橋下市長の横暴に対して、職員の人権を守る立場で闘い抜きたいと思っています。


↑5月25日、7労組による大阪市役所包囲行動(写真提供=なかまユニオン)


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