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写真報告:どう取り組むか? 被ばく労働問題 交流討論集会(180名・東京渋谷)

発言する「大熊町の明日を考える女性の会」の木幡(こわた)ますみさん

東電福島第一原発事故の事故は、現在も収束しないまま、多数の現場作業員の被ばく労働によって、その作業が支えられている。また、原発事故への注目によって、労働者の「被ばく」がなければ原発そのものが成り立たないことが広く明らかになった。また、まきちらされた放射能(放射性物質)によって、原発労働だけでなく、さまざまな労働現場、生活の現場に関わる労働が、いまや被ばくを伴う労働となっている。しかし、現実の被ばく労働の問題について、労働組合にとどまらず、運動現場での取り組みは十分とはいえない。

そのような問題意識を共有し、被ばく労働問題に関っていこうとするさまざまな労働団体・市民グループ・個人が集まり、「被ばく労働を考えるネットワーク準備会」を立ち上げた。そして、4月22日「どう取り組むか 被ばく労働問題・交流討論集会」を開催した(代々木八幡区民会館集会場・渋谷区)。会場に約180名が集まった(写真)。

集会では、「被ばく労働をめぐる政策・規制と福島の収束作業」について、全国労働安全センターの西野方庸(にしのまさのぶ)さんからの報告のあと、「原発にとどまらない労働現場の被ばく問題」として、全港湾書記長の松本耕三さん、東京清掃労働組合一組総支部の岸野静男さん、全国日雇労働組合協議会の中村光男さんによる報告が行われた。

また、福島での取り組みから、として、いわき自由労組の桂武(かつらたけし)さんと、「大熊町の明日を考える女性の会」の木幡(こわた)ますみさんからの報告があった。木幡さんは、福島地元の若者からの声を紹介した。

「(原発)地元での若い人は、東電社員も下請けも関係がない。働かないと生きていけないから、と仕事に行ってみれば、(驚いて)原発じゃないか、という現実がおきている。被ばく労働はみなが当事者。みんなが『被ばく者(健康)手帳』を勝ちとれるような社会になってほしい。それぞれが運動の輪として広げてほしい」と語った。

呼びかけ人のひとり、ルポライターの鎌田慧さんは語った。

「原発労働者のほとんどが、日雇労働者を中心とする非正規労働者。日本の国がずっと切り捨ててきた人々のことが問われている。原発以外の労働現場も被ばく労働になっている。重層的下請け構造や、派遣労働者のことはずっと注目されてこなかった。また、反原発運動の中で、被ばく労働の問題が中心的課題になってこなかったし、もっとも弱い労働者が捨てられてきた。ようやく、被ばく問題への取り組みによって、労働運動と市民運動が結びついていくし、広島、長崎の被爆者ともつながっていく。いままで、このような集会は持てなかったが、これからはじまる」

会場は、この問題に取り組む労働組合・市民運動関係者にとどまらず、多数のメディアや、関心を持つ人びとであふれた。

(関西報道部ライター・木村ジョウ)

復刻された「原発はいま」DVD↓

↓IWJ東京によるユーストリーム中継

↓鎌田慧さん

↓集会の最後に発言する嶋橋美智子さん(『息子はなぜ白血病で死んだのか』著者)

↓集会全編ストリーミング中継サイト(IWJ・東京)
http://www.ustream.tv/recorded/22036055
http://www.ustream.tv/recorded/22033823

↓被ばく労働を考えるネットワーク準備会ウェブサイト(公式) http://www.jca.apc.org/hibakurodo/


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