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フジサンケイグループの組合つぶし〜反リストラ産経労事件に不当判決

10月25日午後、東京高裁・大橋寛明裁判長は、反リストラ産経労に対して「控訴棄却」の不当判決を下した。外まであふれた傍聴人からは、怒りの声が上がった。この事件は1994年、松沢弘さんらがフジサンケイグループの「日本工業新聞社」で、労使一体の御用労組(産経労組)を批判し、新組合・反リストラ産経労を結成したことに端を発している。会社は、これを嫌悪し松沢さん(労組委員長)に配転攻撃などを行い、最後は懲戒解雇したもの。高裁では「不当労働行為」の新証言(元会社幹部が親会社の関与を指摘)を提出したが、一顧だにされることなく棄却された。松沢さんは、判決後の記者会見で「ますます怒りと闘志が湧いた。18年をこえるたたかいに終わりはない。マスコミをよくするためにも、まとまな労組が必要。このたたかいはマスコミのためのたたかいであり、また日本中で声を出せない労働者のためのたたかいでもある」と決意を述べた。反リストラ産経労は、上告し最高裁で争う方針。(M)

↓記者会見を行った司法記者クラブ。弁護団(萩尾健太主任弁護士・三澤麻衣子弁護士・高橋右京弁護士・北神英典弁護士)と松沢さんが並んだ。この日の奇しくも幹事社は「サンケイ」の記者だった。

↓会見室は、50人近い支援者で満員になった。支援の広がりが18年たっても衰えることはない。

↓テレビカメラが一台入っていたが、フジテレビだった。どんな報道をするのだろうか。


Created by staff01. Last modified on 2012-10-26 10:33:07 Copyright: Default

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