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以下、東京東部労組・長崎広さんから「レイバー映画祭2012」の感想が寄せられました。

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ツイーターで簡単な感想を書きましたので、そのまま送ります。

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レイバー映画祭感想

 午後に出かけました。見れたのは4本のドキュメントとアルゼンチン労働者の闘い
「ザ・テイク（工場占拠）」です。忘れないうちに感想を。

「６４歳のデモデビュー〜3.11が私を変えた」良かったです。松原さんの実姉様。3.
11で決起した姉は今反原発で立ち上がっている巨万の人々のそれです。「弟」松原さ
んとの会話にも「なるほどなー」と頷ける幾つもの問題提起がありました。

「わたしたちは忘れない〜福島避難区域の教師たち」 原発事故周辺の学校の教育労
働者は間違いなく原発事故の被害者であるにもかかわらず、心無い教育行政は教師た
ちに過酷な業務命令を下す。本当に大変だったんだろうなと頭が下がります。

「それでも種をまく」もっとも自然に立脚して農業を進めていた有機農業者の土地を
放射能が汚染する。なんという不条理。今まで「連携」していた都市の消費者が一斉
に手を引く。それを責める事もできない。辛い映画でした。ただ二人の夫婦を受け入
れた私の田舎の近くの長野県上田の人々に乾杯です。

「原発の町を追われて」これはすごいです。福島原発で故郷を追われた双葉町の
人々。反原発運動のすべての基準がここにあると強く思いました。双葉町の町民や井
戸川町長のどこまでも謙虚、しかし、国家の在り方も問う厳しい怒りに鳥肌が立ちま
した。本当に本気で、絶対原発を無くすため闘いましょう。

「ザ・テイク（工場占拠）」アルゼンチン労働者怒涛の闘争ドキュメント。閉鎖され
た何十もの大工場から追い出された労働者が、再び労働組合に団結し、全国・地域の
支援を受け、実力闘争と知恵と労働者文化で、文字どうり「占拠・抵抗・生産」の全
国闘争のドキュメント。労働運動関係者はぜひ必見。