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LNJ Logo ジョニーカムバック裁判、最高裁が上告棄却
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News Item 0221hokoku
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「職場に戻りたい!」のジョニーの思いを打ち砕く最高裁、上告を棄却!

2月16日、最高裁第一小法廷(宮川光治裁判長、裁判官5名)は、ジョニーH(疋田哲也さん・写真)のこうむった分限免職を適法とした東京高裁判決(昨年6月)を正当と認め、一回も裁判を行わず1枚の決定調書だけを送り付けて終わりにした。調書には「本件上告を棄却する。本件を上告審として受理しない」とのみ書かれてあった。

この裁判は、‖糧魁↓∋篳の校内持ち込み、自動車通勤を理由に疋田哲也さんが2004年2月に分限免職(解雇)を受け、その取り消しを求め人事委員会、地裁、高裁と争われてきた事件である。

 体罰では、疋田さんは研修命令を甘んじて受け、反省した。私物とは、すべて教材であった。自動車通勤は、重病の父親の世話のためやむを得なく行ったことであった。しかし、都教委はこの事実をすべて無視し、疋田さんを「不適格教師」と決めつけ解雇に追い込んだ。「解雇通知」が研修終了前に言い渡されたことを見ても前代未聞、全国でも極めてまれなケースである。

 この処分の異様さの背景には、疋田さんが「日の丸・君が代」強制に対する反対の姿勢を強く持っていたこと、性教育に熱心に取り組んでいたことが都教委の方針にそぐわぬ教師とみなされ、教育現場から排除する意思があったことが推測される。(2003年の10・23通達、七生養護学校性教育弾圧事件は、疋田さん免職と全く同時期であった。また七生養護事件を報道した産経新聞記者は、疋田さんを産経新聞で大きく扱った記者でもあった。)

2月21日、最高裁の不当な扱いに対し急きょ抗議行動がもたれ、抗議文が最高裁裁判部に手渡された(写真上)。当該の疋田哲也さんは、「職務命令が出れば、どんな解雇でも正当化する高裁判決を認めた宮川裁判長の罪は大きい」「この判例が大阪にどんな悪影響を及ぼすか、本当に怒りがわいてくる」と語った。

学校現場、公務員職場の「上の指示に従わなければ分限処分!」という流れは、絶対に食い止めなければならない。「疋田分限免職取消訴訟支援の会」は、今回の不当判決を多くの人に伝えたいと、4月上旬に抗議集会を予定している。(湯本雅典)


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