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東京ユニオンの30年を描いた『闘うユニオン』出版(清水直子)
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フリーター全般労働組合、自由と生存の家実行委員会などで活動しているライター
の清水直子です。

銀座のホステスが労働審判で労働債権の支払いを求めている件に関する記事が、
『フライデー』2月18日号(2月4日発売)に掲載されました。
この件の詳細はこちらをご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/spiders_nest/20101117

川崎市立川崎高校定時制で、学び隊隊員として、労働法の基礎の基礎の授業をさ
せてもらいました。どんどん広げていきたい活動です。
学び隊・澤田さんのブログに写真入りで紹介されています。
http://blog.livedoor.jp/manabi_tai/archives/2152861.html

1、東京ユニオンの30年を描いた『闘うユニオン』出版
2、自由と生存の野菜市、地域に定着してきました
3、茨城でも自由と生存の家を開設します!

1、東京ユニオンの30年を描いた『闘うユニオン』出版

ユニオンとよばれる個人加盟の労働組合の大先輩、東京ユニオンの闘いが本にな
りました。ドキュメンタリー風に読みやすくまとめられています。京品ホテルの
強制執行や派遣村、ホワイトカラーエグゼンプション反対のキャンペーンなど、
ここ数年間のいくつかの場面には、自分も参加していたことを思い出しながら読
みました。先輩たちのさまざまな工夫や挑戦の成果(まだまだ学んでいる途中で
すが)を受け継いで今の活動があり、引き続き、私たちは、今の時代に即した野
戦病院のような活動をやっているのだとわかります。すべてそろったなかでの活
動でないからこそ、足りないものを創意工夫して、仲間と力を合わせて新しい地
平を切り開いていく醍醐味が感じられる1冊です。

高井 晃・関口達矢 著
『闘うユニオン』(旬報社) 定価1,575 円(税込)
1人でも入れる個人加盟の「労働組合 東京ユニオン」。その30 年の闘いの軌跡
を振り返る。

東京ユニオン30周年記念誌として発行。京品ホテル闘争をはじめとした数々の倒
産争議、神谷商事闘争、代々木ゼミナール闘争などの在職での闘い――これらの
東京ユニオンの運動を中心に、阪神淡路大震災をきっかけに誕生した「被災労働
者ユニオン」、2008年年末から2009年年頭に日比谷公園に誕生した「年越し派
遣村」、多くの法改悪との闘いなど、躍動するユニオン運動を圧倒的な臨場感で
紹介する。

目次
プロローグ 労働者らしく闘う
第1章 闘争は何のため、誰のため―神谷商事支部の闘い
第2章 倒産争議―職場占拠の労働運動
第3章 卒業宣言―自立した運動組織をつくる
第4章 労働運動の原点がここにある!―阪神淡路大震災の教訓
第5章 規制緩和と真っ向勝負―派遣労働者の闘い
第6章 法改悪と闘う―全国キャラバンの展開
第7章 格差貧困―吹き荒れる派遣切りの嵐
エピローグ 闘いがなければ運動は拡がらない


2、自由と生存の野菜市、地域に定着してきました

非正規雇用でも安心して住める家を作ろう、ということで始めた自由と生存の家
の庭で、仕事がなければ仕事を作ろうと始めた自由と生存の野菜市。農家や生協
の協力をいただき、新鮮な無農薬・減農薬野菜を地域の方にお届けしています。
当初の月1回開催から、2回(毎月第2、第4日曜日)に拡大して好評開催中。
野菜市と合わせて随時イベントも開催しています。詳しくは自由と生存の家のウェ
ブサイトをご覧ください。http://freeter-jutaku.org/

2月、3月の野菜市の予定(毎月第2・第4日曜日)
日時:2月27日(日)、3月13日(日)、3月27日(日)の10時〜16時30分
場所:自由と生存の家(東京都新宿区愛住町3番 メトロ丸ノ内線四谷三丁目駅2
番出口より徒歩3分。行き方:消防博物館前を出て交番前を通り、次の角を右折、
花屋前の小道を入る)


3、茨城でも自由と生存の家を開設します!

茨城不安定労働組合が中心になって、なんと茨城でも自由と生存の家を開設する
べく準備をすすめています。楽しみです。メディア関係者のみなさま、立ち上げ
段階から取材するなら今がチャンスです。
詳しくは、茨城不安定労働組合(菊地さん)までお問い合わせを。
     メール kick06@gmail.com

茨城不安定労働組合では近々、こんなイベントも開催します。
http://d.hatena.ne.jp/godzilla08/20110113/1294885998


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ライター清水直子のブログ
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Created by staff01. Last modified on 2011-02-15 14:42:44 Copyright: Default

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