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LNJ Logo 写真速報 : JAL整理解雇裁判 「知らぬ存ぜぬ」を繰り返す稲盛会長
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「知らぬ存ぜぬ」を繰り返す稲盛会長〜JAL整理解雇裁判、最大の山場に

9月30日、東京地裁前は朝から「JAL不当解雇撤回」の桃太郎旗が林立し、パイロット姿の原告団と支援者で賑わった(写真)。この裁判は、昨年末に165名が整理解雇された事件で、この日はJAL稲盛会長の証人尋問で最大の山場を迎えた。稲盛会長は2月の会見で「経営上、解雇は必要なかった」と明言しており、証言に注目が集まった。しかし稲盛会長は「軽率な発言で反省している」と述べたのみ。傍聴した東海林智さんは「ひどい。“何の責任もないお飾り”と自分を演出していた。人員削減目標を達成していたことについても “知らなかった。管財人が決めたこと”を連発していた」。組合との話し合いの約束を破り逃げ回っていた稲盛氏に対して、内田妙子原告団長が鋭く迫った。しかし稲盛会長は、「記憶にない、覚えていない、知りません」を繰り返すだけ。こうしたJAL経営最高責任者の見苦しい姿に、傍聴席からは失笑が漏れた。午前の稲盛会長証人尋問につづき、午後は、内田妙子さんなど弁護側証人が立ち、解雇の不当性を明らかにした。(M)

↓31席の一般傍聴席に393人が並んだ。

↓裁判所前に座り込んで、審理を見守る当該・支援者

↓午前の裁判の報告をする代表


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