「子ども福島」情報センターを訪ねて | |
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子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク、情報センターを訪ねて 福島市にある「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク(代表:中手聖一さん、略称「子ども福島」)」の窓口となっている「情報センター」を訪ねた。 「子ども福島」は5月1日に結成されて以降、「避難・疎開・保養セクション」「測定・除染セクション」「知識・普及セクション」「防護セクション」に分かれ活動をすすめてきた。 情報センターには、連日訪問者、取材が訪れ、県内はもとより県外からも大きな注目を集めている。ここでは市民放射能測定所として、農作物の放射線量の市民の依頼を受けた測定もしている。そして測定結果は、以下で公表している。 市民測定所には農作物の放射線量を測定する「ベクレルモニター」(写真上)が常備してあり、誰でも依頼をすれば測定が可能だ。市民測定所理事の八巻隆一さん(写真下)は、「数字をきちんと出すことによって、判断材料を持つ、『正しく怖がる』ことが必要だと思います」と語った。 放射能汚染を巡る課題について、「子ども福島」の防護セクション世話人の椎名千恵子さん(写真下)は、「やはり、避難は必要だと思います」「しかし、したくてもできない人たちはたくさんいます」「保養という形でこの夏休みを利用してたくさんの人が県外に行きました。その人たちは帰ってきますが、その経験を踏まえて今後も避難をしたいという人が増えると思います」「その際、その人たちを支援していくことが求められます。同時にそれでも避難できない人たちの『防護』の工夫も今まで以上に求められています」と語った。 原発震災後、政府の対応が遅れ、それだけでなく学校、保育園等への年間20ミリシーベルト基準をこの夏まで維持するといういわば「棄民扱いをされてきた福島県民にとって、「子ども福島」の取り組みは今や無くてはならない存在となっている。この取り組みを首都圏をはじめとした全国のネットワークにつなぎ、福島への市民の取り組みへの支援をさらに強化していくことが、震災後半年を迎えるにあたって非常に問われているのだ。(湯本雅典、取材8月21日) 「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」のHPは、 Created by staff01. Last modified on 2011-08-31 11:19:34 Copyright: Default |