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LNJ Logo 沖縄・高江のヘリパッド建設、米大使館に抗議申し入れ書をようやく渡す
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News Item 0119hokoku
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「沖縄・高江の米軍ヘリパッド建設、アメリカ大使館に抗議申し入れ書をようやく渡せました!」

ショート映像:http://www.youtube.com/watch?v=LROHpd-ud7Q&feature=player_embeddedhttp://twitter.com/#!/domannakademoで中継しました

1月16日の申し入れは大使館に「土日は受け取らない」と言われ受け取り拒否。
またも赤坂警察に道を封鎖され、「3人だけ・撮影無し」でなければ行かせないと
言われました。アポイントの電話ではみんなで行くことを伝え、「土日も受け取る」
と言われたのに。詳細はhttp://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/20110117
そこでみなさんから預かった申し入れ文を確実に渡すために向こうの不当な
条件に完全に合わせて「大使館が開館してる平日昼・6人だけ」で行きました!

アポのとおり、16:15から申し入れを行なおうとアメ大近くの道路を歩いていた所、
またも警察が集合して私たちを封鎖。
そこにアメリカ大使館側の職員がいきなりやってきて、「代表3名のみ・撮影無し通行可」
という条件を告げていきなり帰ってしまった。
警察もそれに固執して譲らずに膠着状態。申し入れ書を確実に渡すために、3名だけ・
撮影無しでアメリカ大使館正門前へ行き、警備員に手渡ししました。

あわせて、「ゆんたく高江」、「沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会」、ほか個人
のもの2通、計4通の読み上げを行ないました。大使館員に直接手交することはできませんでした。
経緯については以下、時系列順に説明します、ぜひ見てください。(園)

------------------------------------------------------------------------
★13:00すぎ「緊急アクション」のメンバーがアメリカ大使館・政治部の安全保障・
沖縄基地問題担当の人に電話。留守電のため同じ部署の人と話し、16:15で
アポを取る(「警備員が受け取る」と回答あり)

★16:10 6人が集合し、アメリカ大使館へ向けて出発。途中で、警官に呼び止められ
来訪先と目的を聞かれる。「アメリカ大使館に沖縄の基地問題についての申し入れ」と回答。
すると、道路の反対側の歩道を行くよう指示され、赤坂署員が張り付いて誘導してくる。
★16:15 アメリカ大使館へと続く横断歩道
の前で足止めを食う。赤坂署員おおよそ20名弱と、私服の公安刑事5〜6人、あわせて
30名以上が陣取って道を封鎖。こちらの申し入れを制止する構え。10日・16日にも
現場にいた赤坂署の警備課長が指揮。

★16:20〜16:45 赤坂署員に抗議をしているところに、男性のアメリカ大使館員が現れる
(1月10日の行動の際に申し入れ書を受け取ったのと同一人物)。
電話対応した安全保障課の担当者は姿を現さず。
出てきた大使館員氏は、大使館とのアポイントメントについて言及せず。
その件については、アメリカ大使館内で連絡が伝わっていないもよう。
警官隊の壁の向こうから、こちらの請願行動について、「代表3名で来ること」「警備員が
受け取るので渡すこと」「請願は17時までにやれ」など、一方的に命令。
大使館員氏とのやりとりをカメラで撮影しようとしたところ、赤坂署員の制止にあう。
話し合いを求めたが、大使館員氏はこちらの話を聞こうともせず大使館に帰えってしまった。
その後は、赤坂署警備課長に「道路封鎖の法的根拠」を問いただしつつ、代表3名ではなく、
全員で申し入れを行えるように要求。
しかし、警備課長は「大使館の要求に従え」の一点張りで全く応じない。
話し合いが膠着したところで、警察・公安はこちらの人数が少ないのを見て、16日の申し入れ
のときと同様、スクラムを組み、強引にこちらをアメリカ大使館前のビルの一角に押し込んで包囲。
話し合いのイニシアティブを握るべく、圧力をかけてきた。「通行人が通る道を確保するため」
との口実だけど、当然通行人はその前から普通に通っているのでウソ。



★16:45〜 なおも全員での申し入れを求めるが、警備課長が途中から話し合いを放棄してだん
まり。
アメリカ大使館の業務時間の終了が迫っていることを考慮したうえで、その場でみんなで話し合い、
やむなく、代表3名でアメリカ大使館前に行くことに同意。同じく「法的根拠は不明」ながら、
カメラ撮影は禁止と言い渡される。
既述のとおり、ゆんたく高江、沖縄実、個人2通について申し入れ文を読み上げ、次いで預かった
申し入れ文を読み上げている最中に、先ほどのアメリカ大使館員氏が警備員詰め所から急に出てくる
。
そして、「もう申し入れの時間は終わりです」とまたしても一方的に言い渡して帰ろうとする。
手で渡せる距離までこちらに近づいて来たので、アメリカ大使館員氏に直接申し入れ書を手交
しようとするが、先方は拒絶。わざわざ隣の警備員に受け取らせた。



17:10すぎ 「沖縄に基地はいらない!」「高江にヘリパッドはいらない!」「申し入れのジャ
マ
をするな!」とシュプレヒコールを挙げながらアメリカ大使館前より立ち去る。帰り道に警官隊
がぞろぞろと後ろからついてくる。
終了後に本日の行動についての集約を行なうべくお店に入ろうとすると、執拗にあとをつけてきた。
一度現場から離れたあと、再度戻って本日の行動参加者でミーティング。

★振り返りミーティングではこんなことを話し合いました
★今回の先方の対応は異常だった。
当方は、先方の業務時間内に、政治的な示威行動を一切なしにして、トラメガもハンドマイク
も何も持たずに、5〜6人という少人数で行き、そのことをはっきりと伝えてアポイントメントも
取っていたにも関わらず、申し入れをまともに受け付けようとしなかった。
警察の介入と干渉もいっそう激しいものだった。
先方の対応には以下の4点の問題があるのではないか。
--------------------------------------------

1.アメリカ大使館が根拠不明のまま、こちらの請願の仕方を制限してくること
先方は、相変わらず部署名も告げないまま、「3人でカメラなしで来て下さい」
「(理由については)説明する必要はないと思いますので」の一点張り。

2.アメリカ大使館内で、意志の伝達がなされていないもようであること。
政治部の担当者へのアポイントメントの件が、今日出て来た大使館員氏(1月10日の申し入れ時
と同一人物)には伝わっていなかった。大使館員氏に問いただしても、担当者
からどう聞いていたかを一切回答しなかった。
その様子を見た赤坂署の警備課長は「伝わってないんだろう? 本当にアポ取れてるの?
電話してみろよ」とこっちに言ってきた。何と失礼な発言でしょうか。
(大使館員は写真右奥の部屋に下がったまま、こちらを監視しながら出てきませんでした)

3.また警察が法的根拠が一切不明なまま、不当に行動を封鎖していたこと。
これについては法的根拠がどこにあるか、一切説明しなかった。そればかりか、
衆を頼んで、こちらを公道から半ば排除し、通行人と断絶させ、圧力をかけて
きたという不当な行為もあった。また、相変わらずの干渉と、アメリカ大使館との
連絡の過程を伏せたままの勝手な仲介も、本来あってはならない対応。

4.撮影をさせないという問題
カメラの進入についても、相変わらず法的根拠が不明なまま排除してくる。
警察官を撮っている分には実力で制止にかかるようなことはなかったが、
アメリカ大使館員を撮影することに対しては非常に神経質。

そうそう、赤坂署の警備課長とは少し話した少し話したら、今のような「代表3人
のみ・カメラ抜き」の受け付けになってしまったのは、今のアメリカ大使館の警備
担当者になってからのことだそうです。
アメ大の警備担当者の意向次第で、請願の際に取れる行動形態は変わってくる、
とほのめかしてましたが・・・。
あの警備課長は、どこまでが自分の判断でどこまでがアメリカ大使館の判断なのか、
常にぼかしたまま情報を操作してくるので、あまり真面目に聞かないほうがよい話
かもしれませんが、本当だったら、これはいよいよバカげた話です。

これらを踏まえて、今後のアメリカ大使館前行動や、集会の内容等について、
またみなさんと話し合っていきたいと思います!
高江現地では24時間体制の座り込みが始まっています、熱く連帯したいとともに、
そんな状況を作りだした日米政府の横暴を許してきてしまった私たち「ヤマト」側の
責任を強く感じます。みなさん、これからも一緒にがんばりましょう!

★これからの東京アクションの予定です。ぜひ力を貸して下さい。

no.base.okinawa
<http://d.hatena.ne.jp/keyword/okinawa>@gmail.com<no.base.okinawa@gmail.com>090‐5344‐
8373(茂木。19〜22時の間でお願いします)

1月30日(日)14時〜:新宿東口アルタ前広場で街頭アピール・チラシ配り

2月5日か6日:高江が発信した映像をみんなで見よう!屋内上映イベント

2月20日(日)昼:アメリカ大使館
<http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%E1%A5%EA%A5%AB%C2%E7%BB%C8%B4%DB>
前を通る大規模デモ!高江のヘリパッド工事は通常2月末までがピーク。それに反対する大きな波を
つくりたい。沖縄に基地はいらない、一緒にやりましょう!
−−追加情報−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1月16日に警察に排除される所そのものの映像が出来ました。
http://www.youtube.com/watch?v=VdBCiFGD9ck&feature=player_embedded

Created by staff01. Last modified on 2011-01-22 08:57:23 Copyright: Default

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