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12/6に法務大臣への申し入れ -死刑執行抗議行動-
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投稿者: 臼田敦伸

12.6 法務大臣への申し入れ
-死刑執行抗議行動-

私たちは、新たに法務大臣に就任した仙石由人に対し、7月28日の死刑執行に
抗議すると共に、全ての死刑執行手続きの停止を求め申し入れを行いま す。
共に死刑反対の声をあげましょう。

申し入れには、どなたでも参加できます。
参加ご希望のかたは、午前10:30に法務省前にお集まり下さい。

お問い合せ
hanshikei@usuda.ne.jp
090-9302-7192 臼田まで

(声明文)
死刑執行抗議行動
We protest against capital punishment.

  国による計画的な殺人である死刑に、私たちは反対しています。この世の中
に、死んだほうが良い命など、ただの一つも存在しないのです。
 世界の多くの国が、死刑制度を廃止しています。憎むべき凶悪な犯罪に死刑と
いう残虐な刑罰を用いずに、真剣に向き合っています。人が凶悪な罪を 犯すの
は、生まれ持った先天的なものではなく、生まれ育った環境や社会状況に起因す
るのが大半です。
 だとするならば、この社会の中で起きている凶悪な犯罪が起こる原因を放置し
ている事こそが、最も大きな問題ではないでしょうか。凶悪な罪を犯し た者
を、国が殺すことで解決する問題ではないのです。
 むしろ、国は、死刑という残虐な刑罰によって、問題の本質から市民の目をそ
らそうとしています。毎年、交通事故死者の約6 倍である3 万人を超える自死者
を出し続けていながら、有効な解決策を打たず、貧困や格差を拡大させ続けてい
る政府をみれば一目瞭然ではないでしょうか。死刑を支持す ることは、このよ
うな政府の怠慢を許し、国による殺人の共犯者となることです。
 そして、検察官や警察官の証拠の捏造、それに伴う冤罪は、今に始まったこと
でありません。全く信頼できない司法に、人を殺す権限を与えているこ とは恐
ろしいことです。また、どんなに司法が信頼を回復したとしても、人は間違いを
犯すものです。いずれにせよ、国が、間違いで人を殺すなんて事 は、許されな
いことです。
 この社会にある問題に真剣に目を向けましょう。残虐な刑罰である死刑に、反
対の声をあげましょう。
 私たちは、死刑執行日に終日法務省前で抗議行動を行います。死刑執行に対す
る怒りや、悲しみ、様々な思いと共に、様々な表現で抗議の声をあげま す。
 抗議行動には、どなたでも自由に参加することができます。終日抗議を行えな
くても、1時間でも、10分でも、1分でも法務省前の抗議行動に参加 して下
さい。法務省前に抗議のためにリアルに立つという、あなたの行動が、今後の死
刑執行を止めます。また、死刑執行日に、法務省前で執行に抗議 する署名を集
め、翌日法務大臣に届けますので、署名にも是非、ご協力下さい。

死刑執行抗議行動呼びかけ人一同

【呼びかけ人】※50 音順 臼田敦伸 遠藤賀子 柏崎正憲 小島鐵也 首藤久美
子 園良太 野本陽吾

ブログ
http://hanshikei.blog51.fc2.com/
twitter
http://twitter.com/hanshikei

※呼びかけ人随時募集中です。
hanshikei@usuda.ne.jp
090-9302-7192 臼田まで


Created by staff01. Last modified on 2010-12-03 09:33:27 Copyright: Default

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