オリンパス公益通報者訴訟 裁判の行方〜 | |
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裁判の行方〜青山 真澄
大手精密機メーカー、オリンパス社の社員、濱田正晴さんは会社の内部不正をコンプライアンス室に通報した所、そのメールが手違いで社員に知れるところとなった(!)その後、8月という異例の人事異動を発令され、不当な配置転換をされた。 濱田さんは元の職場の復帰と損害賠償を求め東京地裁に平成20年に訴訟を起こした。 公益通報者保護法案に抵触しないような措置である場合、パワハラの証明の難しさとともに、サラリーマン経験のない司法関係者の“想像不足”が足かせとなるのか、田中一隆裁判官は原告請求を棄却した。 判決前の和解協議で和解を拒否する濱田氏に対して、激こうする田中裁判官は「判決は厳しい!和解しか無い!」と机を叩きながら怒鳴ったと言う。 濱田氏は自身の公益心から内部通報し、その為に不正配置転換を(パワハラ)を受け、裁判所でも裁判官から激こうされるという二重のパワハラを受けている。 コンプライアンスという名前は美しいが、実際には有能なサラリーマンが“みせしめ”のような形で内部告発者の処遇として社員にさらされている。 しかも法律の網をかいくぐり、『給料を下げない』『解雇しない』という 処置の元パワハラが行われており、その為に濱田氏は『私はパワハラを受けて居る』という事を自分で証明しなくてはならない。 少子化も進み、社会全体の活力が落ち、仕事や住む家の無い人達が増え続け居る一方、社会の経済力を担う働き盛りの有能なサラリーマンが会社のメンツの為にパワハラを受け、好きな部署で仕事をする、働くという人間性を阻害されている。 村八分、見せしめ、さらし者などの村社会日本人のDNAを超えて、新たな公益心、公徳心の共通認識を広めるとともに、懲罰人事の“進化”に法律が追いついていない状態に法曹界は危機感を持って欲しい。 コンプライアンス、公益通報者保護法案の改訂(通報者の利害確認等)と願うとともに、現在、圧力を受け居ている濱田氏ご本人や同じ様な境遇の人々にとっての早急の処遇改善が望まれる。 参照ニュースサイト<オリンパス裁判企業倫理はどうあるべきか? http://www.janjanblog.com/archives/8733 上記ニュースサイトより抜粋 「浜田さんは今も取締役から2メートルぐらいのところに、たった一人、机を置かれて、退勤時刻まで、顕微鏡関係の資料を読まされている。社員は誰ひとりとして浜田さんとは口を利かない。」 日本の企業力が低下します。こんな事は今すぐ止めて欲しい! Created by mu07. Last modified on 2010-08-22 00:26:16 Copyright: Default |