渡部通信〜都庁前アクションの報告 | |
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・「都教委包囲首都圏ネットワーク」 ・「千葉高教組」・「新芽ML」 の渡部です。 まず、本日(3月10日)の卒業式ビラまきの報告です。 <F高校> 雪もそれほどでなく、F高校に行いけました。 8:15分頃に行くと 交流センターのビラ配りが一名。 センターは教職員向けのビラなので 8:30過ぎには引き上げて行きました。 多摩西部市民の会が2名、ビラ配りに来ました。 9:50頃には保護者も来なくなり、おしまいにしました。 公安らしきものは全く見られず、注意する管理職も出てこず、 校門警備の職員もいない(時々教員は校門付近にきましたが)、 何とも平和なビラ配りでした。約220枚くらい撒けました。 <KG高校> 雨もあがり、カサをささずにできました。 卒業生、在校生、保護者はほとんど受け取りました。300余枚撒く。 先生はご苦労さんと言って受け取る人もいました。 在校生の一人が2階から友だちに声をかけたついでに 「朝早くからビラ撒きご苦労様です」と言いましたので、 「ええ、どうも」応えたところ、 「いやー、冗談ですよ」と言ったので、「そのくらいわかりますよ」と応えたら、 「他にも行ってて慣れてるんですね」などと言った。 チラシ撒きをはじめて、しばらくしたら副校長がきて、 「わかっていると思いますが、敷地内に入らないでください」 「くれぐれも混乱のないようにお願いします」などという。 「この状態で、混乱のおきようもないんじゃないですか」というと、 副校長は「そうですね」と言った。 警察は川向こうの木の陰からこちらの様子を見ていました。 次ぎに、本日夕方から『都庁前アクション』が行われました。 北村小夜さんは、【小学校音楽唱歌 共通教材一覧】(1998)を紹介し、 これらの歌の多くは、かつて、 天皇と戦争賛美に貫かれていたものだったことを、 <我は海の子><蛍の光><お山の杉の子><汽車ポッポ> などの歌詞で指摘しました。 例えば<お山の杉の子>の歌詞の6番は次の通りです。 「さあさ負けるな杉の木に 勇士の遺児ならなお強い 体を鍛え 頑張って 頑張って 今に立派な兵隊さん 忠義孝行ひとすじに お日さま 出る国 神の国 この日本を護りましょう 護りましょう」 <汽車ポッポ>の歌詞は、 「きしゃ きしゃ ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ 兵隊さんをのせてシュッポ シュッポ シュッポッポ 僕らも手に手に日の丸の 旗を振って送りましょう 万歳 万歳 万歳 兵隊さん 兵隊さん 万々歳」 その後、都教委要請行動に移りました。 この要請行動には約60人が参加しました。 要請に参加した団体は、 <町田教組><多摩教組><解雇させない会> <求める会><包囲ネット><三重県の教組のA支部> <三重ネットワーク><大阪とよなかのグループ>でした。 都教委からは教育情報課二人だけ。 それぞれが「申入書」「要請書」「請願書」「抗議・要求書」 などを読み上げ、最後に参加者全体で、 必ず教育委員に渡すよう強く念を押しました。 終了後、再び都庁前での抗議集会を行い、 シュプレヒコールをし散会しました。 (100人はいたと思います) 最後に、今年度もすでに「君が代」不起立者が出ています。 日本は戦後、憲法前文に 「ここに主権が国民に存することを宣言し」と明記し、 学校では「臣民」ではなく、「主権者」を育てることになりました。 その学校が、再び「天皇制」を賛美する歌を強制され、 「臣民」(天皇の奴隷?)を育てることを強制され、 それに従わない教員たちは「処分」され「非国民扱い」されています。 これほど「非民主的」なことはありません。 だから抗議・抵抗・反発は決して無くならないでしょう。 むしろ、単なる「人権問題」ではなく、今後は、 「主権問題」としてますます政治問題化していくでしょう。 ********************************************** 都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス http://kenken.cscblog.jp/ 「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ http://homepage3.nifty.com/hinokimi Created by staff01. Last modified on 2010-03-10 23:33:59 Copyright: Default |