東京･山谷日雇労働組合です。
いよいよ明日28日から、私たちは山谷・玉姫公園にて、2009-2010年越年･越冬闘争に突入します。1月4日までの期間中もカンパを受け付けています。カンパ物資を送ってくださる方は、直接、玉姫公園内東京･山谷日雇労働組合あてにお願いします。以下は呼びかけ文です。
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2009―2010年山谷越年・越冬闘争の呼びかけ
東京・山谷日雇労働組合
すべての日雇い・野宿のなかまたち！ われわれの闘いに心をよせるすべての皆さん！
東京・山谷日雇労働組合は、2009―2010年山谷越年・越冬闘争実行委員会を立ち上げ、年末の本番に向かって準備の活動に突き進んでいます。現場―飯場が完全にストップし、行政の窓口が閉鎖される越年期、12月28日から１月４日の間、山谷・玉姫公園を拠点に、「黙って野垂れ死ぬな！ 生きてやり返せ！」を合言葉に、山谷越年・越冬闘争をやりぬきます。アブレと厳しい寒さのなかで凍死と餓死の淵に立たされている労働者の命を仲間の団結で守りぬき、資本と行政の野垂れ死に攻撃に反撃する団結を打ち鍛えていきます。
寄せ場・日雇い労働者、野宿労働者の闘いに心を寄せるすべての皆さんに、この活動への参加と物資、資金カンパを強く訴えます。
2009―2010年越年・越冬闘争は昨年から続く大失業と世界恐慌を目前に控えた情勢下で闘われます。完全失業率は５％を越え、さらに悪化することが予想されています。建設業では、今年前期の受注額が前年より３割も減少し、その影響から民間の建設現場に働きにいっていた山谷の労働者の日雇い仕事が激減しています。出張で全国の現場に出かけていった仲間も仕事がなく、寮費ばかりがボッタクられ赤字になって満期前に飯場から引き上げて山谷に戻ってきています。路上手配の業者・手配師もパッタリと姿を見せなくなり、玉姫職安の民間求人も、城北労働・福祉センターの民間求人も減り、１日あって数件、全然求人がないという日もでてきています。そのため現在、確実に仕事が出ているのが、東京都が出す「特別就労事業」による道路、公園清掃などのみとなっています。それも六千数百円の賃金で、比較的仕事のある月で、月３〜４回しかいけません。熟練のトビの仲間ですら、仕事が途絶え、アブレ手当ても底をつき、住みなれたドヤを離れざるをえない状況です。その結果、野宿へと追いやられる労働者が増え続けています。みんな炊き出しに頼らざるを得な？？、その行列の数もこの１年間で倍以上にふくれあがっています。城北センターが実施している給食・宿泊援護の相談件数も、今年に入ってから増加の傾向に転じています。
失業と野宿に追い込まれる労働者が激増しているにもかかわらず、東京都・台東区・墨田区など行政による野宿労働者に対する叩き出しの攻撃が強まっています。とくに隅田川河川敷周辺などで小屋立てしている仲間たちへの集中した叩き出し攻撃が強まろうとしています。また浅草新仲見世ではアーケードの撤去・改修工事が進められ、雨・寒さをしのぐ場所を野宿の仲間から奪っています。行政による野宿労働者の叩き出し攻撃が、民間人による野宿労働者襲撃を助長させています。
こうしたなかで東京・山日労は、アブレ―野垂れ死に攻撃に反撃する闘いに取り組んできました。
３月には、寄せ場春闘の集中行動として、全国寄せ場交流会の仲間とともに、日本建設業団体連合会、厚生労働省、日本経団連、東京都に対して「日雇い労働者に仕事を出せ！」と追及の闘いを行ない、七月には東京都福祉保健局山谷対策係、産業労働局雇用就業部を相手に「緊急雇用対策」で「仕事をつくれ」と交渉をやりぬきました。また、山谷内では城北労働・福祉センターに対して数度の交渉を行なってきています。その結果、「緊急雇用創出」事業で来年の年明けから１日45人採用の道路清掃の日雇い仕事を実現させてきました。また、ケタオチ・タコ飯場で苦しめられてきた労働者とともに会社を追及する闘いに立ち上がり、賃上げ、賃金未払い精算をかちとってきました。
私たちは、仕事よこせの闘いと同時に、反戦の闘いにも立ち上がってきました。
自衛隊の海外派兵（＝インド洋、ソマリア沖など）の出撃基地である横須賀での現地闘争に取り組み、また迎撃ミサイル（ＭＤ）実戦配備を許さず、朝鮮反革命戦争に向けた攻撃と対決してきました。「1047名の解雇撤回」「地元ＪＲ復帰」を闘う国鉄労働者と連帯し、「政治解決」路線＝金銭和解粉砕を掲げて闘ってきました。「日の丸」「君が代」の強制―処分攻撃と闘う教育労働者と連帯する闘いなど、労働運動の現場に赤旗を立てて闘ってきました。さらに、部落解放闘争、「障害者」解放闘争、日朝連帯闘争にも取り組み、差別と対決する闘いに起ち上がってきました。
東京・山日労は、「一人の野垂れ死にも許すな」「生きてやり返せ」を掲げて、2009―2010年山谷越年・越冬闘争をやりぬきます。金町一家をはじめとする天皇主義右翼ファシストの敵対、権力の闘う運動への弾圧策動を粉砕し、ワッショイデモ、炊き出し、人民パトロール、労働・医療相談などといった諸活動を仲間と共に担いぬきます。
越年・越冬闘争最終日には、厚生労働省と東京都に押しかけ「野垂れ死に攻撃を許さん！」「仕事を出せ！」と追及する闘いに総力で起ち上がります。
すべての闘う皆さん！ 鳩山政府は「今年は絶対『派遣村』を作らせない」と言って、期待と幻想をばらまきながら、最も苦しんでいる日雇い・野宿労働者を切り捨て、見殺しにしようとしています。
国家権力の越年・越冬闘争破壊と対決し、山谷・玉姫公園を拠点に、私たちとともに2009―2010年越年・越冬闘争を闘おう！
2009年12月
●2009―2010年山谷越年・越冬闘争
12月28日〜１月４日 山谷・玉姫公園（台東区清川２―13）
●資金カンパ送付先
口座番号 ００１８０―２―５９２２４６
口座名称 東京・山谷日雇労働組合
（郵便振替の手続きをお願いします）
●物資カンパ送付先（連絡先）
東京都台東区東浅草２―１―６ 東京・山谷日雇労働組合
ＴＥＬ／ＦＡＸ 03―3876―8040
●必要な物資
米、調味料、布団（毛布）、携帯カイロ、衣類（男物）、車両（トラック等の貸し出し）、テント、発電機など
Created by staff01. Last modified on 2009-12-27 11:53:41 Copyright: Default
いよいよ明日28日から、私たちは山谷・玉姫公園にて、2009-2010年越年･越冬闘争に突入します。1月4日までの期間中もカンパを受け付けています。カンパ物資を送ってくださる方は、直接、玉姫公園内東京･山谷日雇労働組合あてにお願いします。以下は呼びかけ文です。
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2009―2010年山谷越年・越冬闘争の呼びかけ
東京・山谷日雇労働組合
すべての日雇い・野宿のなかまたち！ われわれの闘いに心をよせるすべての皆さん！
東京・山谷日雇労働組合は、2009―2010年山谷越年・越冬闘争実行委員会を立ち上げ、年末の本番に向かって準備の活動に突き進んでいます。現場―飯場が完全にストップし、行政の窓口が閉鎖される越年期、12月28日から１月４日の間、山谷・玉姫公園を拠点に、「黙って野垂れ死ぬな！ 生きてやり返せ！」を合言葉に、山谷越年・越冬闘争をやりぬきます。アブレと厳しい寒さのなかで凍死と餓死の淵に立たされている労働者の命を仲間の団結で守りぬき、資本と行政の野垂れ死に攻撃に反撃する団結を打ち鍛えていきます。
寄せ場・日雇い労働者、野宿労働者の闘いに心を寄せるすべての皆さんに、この活動への参加と物資、資金カンパを強く訴えます。
2009―2010年越年・越冬闘争は昨年から続く大失業と世界恐慌を目前に控えた情勢下で闘われます。完全失業率は５％を越え、さらに悪化することが予想されています。建設業では、今年前期の受注額が前年より３割も減少し、その影響から民間の建設現場に働きにいっていた山谷の労働者の日雇い仕事が激減しています。出張で全国の現場に出かけていった仲間も仕事がなく、寮費ばかりがボッタクられ赤字になって満期前に飯場から引き上げて山谷に戻ってきています。路上手配の業者・手配師もパッタリと姿を見せなくなり、玉姫職安の民間求人も、城北労働・福祉センターの民間求人も減り、１日あって数件、全然求人がないという日もでてきています。そのため現在、確実に仕事が出ているのが、東京都が出す「特別就労事業」による道路、公園清掃などのみとなっています。それも六千数百円の賃金で、比較的仕事のある月で、月３〜４回しかいけません。熟練のトビの仲間ですら、仕事が途絶え、アブレ手当ても底をつき、住みなれたドヤを離れざるをえない状況です。その結果、野宿へと追いやられる労働者が増え続けています。みんな炊き出しに頼らざるを得な？？、その行列の数もこの１年間で倍以上にふくれあがっています。城北センターが実施している給食・宿泊援護の相談件数も、今年に入ってから増加の傾向に転じています。
失業と野宿に追い込まれる労働者が激増しているにもかかわらず、東京都・台東区・墨田区など行政による野宿労働者に対する叩き出しの攻撃が強まっています。とくに隅田川河川敷周辺などで小屋立てしている仲間たちへの集中した叩き出し攻撃が強まろうとしています。また浅草新仲見世ではアーケードの撤去・改修工事が進められ、雨・寒さをしのぐ場所を野宿の仲間から奪っています。行政による野宿労働者の叩き出し攻撃が、民間人による野宿労働者襲撃を助長させています。
こうしたなかで東京・山日労は、アブレ―野垂れ死に攻撃に反撃する闘いに取り組んできました。
３月には、寄せ場春闘の集中行動として、全国寄せ場交流会の仲間とともに、日本建設業団体連合会、厚生労働省、日本経団連、東京都に対して「日雇い労働者に仕事を出せ！」と追及の闘いを行ない、七月には東京都福祉保健局山谷対策係、産業労働局雇用就業部を相手に「緊急雇用対策」で「仕事をつくれ」と交渉をやりぬきました。また、山谷内では城北労働・福祉センターに対して数度の交渉を行なってきています。その結果、「緊急雇用創出」事業で来年の年明けから１日45人採用の道路清掃の日雇い仕事を実現させてきました。また、ケタオチ・タコ飯場で苦しめられてきた労働者とともに会社を追及する闘いに立ち上がり、賃上げ、賃金未払い精算をかちとってきました。
私たちは、仕事よこせの闘いと同時に、反戦の闘いにも立ち上がってきました。
自衛隊の海外派兵（＝インド洋、ソマリア沖など）の出撃基地である横須賀での現地闘争に取り組み、また迎撃ミサイル（ＭＤ）実戦配備を許さず、朝鮮反革命戦争に向けた攻撃と対決してきました。「1047名の解雇撤回」「地元ＪＲ復帰」を闘う国鉄労働者と連帯し、「政治解決」路線＝金銭和解粉砕を掲げて闘ってきました。「日の丸」「君が代」の強制―処分攻撃と闘う教育労働者と連帯する闘いなど、労働運動の現場に赤旗を立てて闘ってきました。さらに、部落解放闘争、「障害者」解放闘争、日朝連帯闘争にも取り組み、差別と対決する闘いに起ち上がってきました。
東京・山日労は、「一人の野垂れ死にも許すな」「生きてやり返せ」を掲げて、2009―2010年山谷越年・越冬闘争をやりぬきます。金町一家をはじめとする天皇主義右翼ファシストの敵対、権力の闘う運動への弾圧策動を粉砕し、ワッショイデモ、炊き出し、人民パトロール、労働・医療相談などといった諸活動を仲間と共に担いぬきます。
越年・越冬闘争最終日には、厚生労働省と東京都に押しかけ「野垂れ死に攻撃を許さん！」「仕事を出せ！」と追及する闘いに総力で起ち上がります。
すべての闘う皆さん！ 鳩山政府は「今年は絶対『派遣村』を作らせない」と言って、期待と幻想をばらまきながら、最も苦しんでいる日雇い・野宿労働者を切り捨て、見殺しにしようとしています。
国家権力の越年・越冬闘争破壊と対決し、山谷・玉姫公園を拠点に、私たちとともに2009―2010年越年・越冬闘争を闘おう！
2009年12月
●2009―2010年山谷越年・越冬闘争
12月28日〜１月４日 山谷・玉姫公園（台東区清川２―13）
●資金カンパ送付先
口座番号 ００１８０―２―５９２２４６
口座名称 東京・山谷日雇労働組合
（郵便振替の手続きをお願いします）
●物資カンパ送付先（連絡先）
東京都台東区東浅草２―１―６ 東京・山谷日雇労働組合
ＴＥＬ／ＦＡＸ 03―3876―8040
●必要な物資
米、調味料、布団（毛布）、携帯カイロ、衣類（男物）、車両（トラック等の貸し出し）、テント、発電機など
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