「裁判所の男」裁判 さながらナチスの収容所 | |
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千葉興銀に対する名誉毀損で起訴されている「裁判所前の男・大高正二さん」の第2回公判が、11月9日午後3時〜5時8千葉地裁・04号法廷で開かれた。
「傍聴人の所持品をすべて取り上げろ」という裁判官命令が出され、 法廷内は、身包みはがされた傍聴人25人。
傍聴人を取り囲むように、「八咫(やた)の鏡のワッペンが腕についているカーキ色の軍服のようなユニフォームを身にまとった裁判所職員」が6人、「裁判所というロゴの腕章をつけた背広の職員」が3人で監視していて、ときおり「声を出すな、お静かに」と傍聴人を威圧していた。
椅子に座っていたカーキ色職員が突然立ち上がって、傍聴席にいる男性に近づき「飴をなめるな」と叱り、その男性が「どうしても喉が痛むので見逃してくれ」と懇願する一幕も、 また「喉が渇いたので外でお茶を飲んでいいですか?」とたずねた傍聴人に対して、別のカーキ色職員は「一度退出したら二度と戻れないよ」と答えていた。傍聴人が「トイレに行ってもいいか?」と聞くと、カーキ色職員は「トイレの水なら飲んでもいい、自販機はないから、そのつもりで。」と答えていた。
法廷入口から出た廊下約5メートルにはカーキ色職員が8人が身構え、そのうち一人は「ただでは通さないぞ」とばかりに金属探知機を振り回す。 同じ廊下には、さらに腕章職員が4人。
傍聴人とほぼ同じ数の裁判所職員という物々しさだった。
裁判そのものは 「被告とされている大高さんを含む3人(1人はまだ拘置されている)の方が原告に思える」ような雰囲気だった。
ワッペンや腕章のロゴが「鍵十字」だったら、さながらナチスの収容所内で裁判が行われているような錯覚をしてしまった。 (ジョニーH) Created by JohnnyH. Last modified on 2009-11-10 01:09:31 Copyright: Default |