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　パナソニックグループ各社から違法な解雇を受けたり職場を追い出されたりして、職場復帰を求め
る裁判・争議の原告が、パナソニック争議の早期解決を求めて、７月２６日から３１日にかけて日本
全国で総行動にとりくんでいます。パナソニックPDP訴訟の吉岡力さん(大阪)、パナソニック電工訴
訟の佐藤昌子さん(福島)、パナソニックエレクトロニックデバイス若狭訴訟の河本猛さん(福井)が呼
びかけ、三重や愛知のパナソニック争議組合も行動に加わりました。

　パナソニックは全国で１５０００人もの労働者の大量解雇を実行しつつあります。事業場を閉鎖し
派遣はクビ、正社員は他工場への配転という計画が発表されています。明らかに不自然な遠隔地配転
を押し付けることで実質的には退職強要を行おうとしているケースもあります。
　あまりのひどさに舛添厚生労働大臣ですら苦言を述べました。

　昨年４月に大阪高裁で勝利判決が出た吉岡力さんのパナソニックPDP不当解雇事件では、パナソニ
ック側は高裁判決を認めずに最高裁に上告しています。なんら新しい事実や証拠を示すこともできな
いのに最高裁に上告するのは、いたずらに解決と職場復帰を遅らせることでしかありません。
　私たちは最高裁に対してパナソニックPDP事件での正当な判断を求めて、全国で署名運動に取り組
んできました。

　７月３１日には全国から東京に集まり、パナソニック東京行動を行います。最高裁に署名を提出し
、パナソニックへの申し入れを行います。争議の解決と新たな大量解雇計画の中止をかちとりたいと
思います。

パナソニック全国総行動09夏・東京行動
７月３１日
12：00　霞ヶ関デモンストレーション　日比谷公園霞門集合
15：00　最高裁判所要請行動

お問い合わせは、なかまユニオンまで。06-6242-8130