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LNJ Logo 尼崎事故遺族らが株主総会で社長解任要求へ
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黒鉄好@安全問題研究会です。

JR東日本の株主総会に続き、西日本でも尼崎事故遺族らが株主総会で「社長解任決議」を提出することになりました。

可決される可能性は限りなくゼロに近いですが、JR西日本では初めての解任決議であり、提起することに重要な意義があります。西日本の株主総会も注目すべき状況になってきました。

JRグループ本州3社のうち2社で社長解任決議案が提出されるのはJRグループ発足以来、前代未聞の事態であり、民営JR体制の破綻を決定的に示すものだと思います。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090531-00000015-mai-soci(毎日新聞)より

<JR西日本>社長解任提案へ 脱線事故遺族ら株主総会で

 来月23日に開かれるJR西日本の株主総会で、福知山線脱線事故(05年4月)の遺族や労組関係者ら株主110人が、山崎正夫社長の解任を共同で提案することが分かった。事故を巡る業務上過失致死容疑での書類送検などを理由として挙げ、「安全確保の義務を怠っている」と批判している。事故当時からの社外取締役2人も、併せて解任を求める。

 06年2月の就任以来、山崎社長が総会で解任を要求されるのは初めて。JR西の発行済み株式数は200万株だが、提案者側の保有数は計412株。議案は可決に必要な過半数に届かず、反対多数で否決される見通し。

 提案者側は山崎社長について、08年9月の書類送検のほか、大津市のJR近江舞子駅で除雪作業中の男性(当時73歳)が特急電車にはねられた死亡事故発生(08年1月)などを列挙。「脱線事故後も事故が相次いでおり、乗客や社員などの安全を確保する義務を怠っている」として解任を求める。

 脱線事故で長女を亡くし、共同提案に加わった遺族の女性は「山崎社長は安全対策の充実や事故の再発防止に取り組んでいるつもりだろうが、中身に満足していない人はいる」と指摘。「議案は通らなくても、事故の責任が社長自身にあることを忘れないよう、けん制したい」と語った。

 山崎社長は毎日新聞の取材に「要求は厳粛に受け止めるが、今後も社長として着実に安全対策を推進していく」と話した。

 また、対象の社外取締役は立石義雄オムロン会長と野村明雄大阪ガス会長。2人とも解任要求は初めて。提案者は「事故当時から社外取締役だが、取締役会の監視義務を怠り、責任は重大」と説明している。【鳴海崇、山田奈緒】
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黒鉄 好 aichi200410@yahoo.co.jp

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