本文の先頭へ
LNJ Logo 「君が代不起立」の渡辺厚子さんを応援しよう
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1237963549693st...
Status: published
View


佐々木です。
きみネットから転載します。


転載ここからーーーーー

      こんばんは。Sです。
   
  知人の渡辺厚子さん(北特別支援学校勤務、日の丸・君が代不服従による被処分者)より以下の依
頼を受けました。
   
  ☆その1:3月23日北特別支援学校卒業式における渡辺さんの「君が代不起立」に関して都教委が
「事情聴取」のため、渡辺さんを都庁に呼び出します。
   
  3月26日(木)9時 都庁第二庁舎(新宿駅西口より徒歩15分) 人事部27階
   応援に来られる人は、ぜひ現地に駆けつけ、渡辺さんを支えてください!
   
  ☆その2:「日の丸・君が代の強制と処分を許さない3.28デモ」参加のお願い
  3月28日(土)11時より集会(北とぴあ701号室/JR王子駅北口1分)
          12時よりデモ(王子駅→十条へ)
   
  *詳細は以下をご覧下さい。
  ○3月23日卒業式の報告○
   卒業式は、開会のあとすぐに「国歌斉唱」。司会の主幹(副校長に次ぐ役職名です)が進行表に
書いてあるとおりに「伴奏に続いてご唱和ください」と言いました。「ご唱和」とは何事だ、と予行
の時に文句を言ったのですが、全く意に介さず、です。校長は大きい声で歌いました。
 
  私(注:渡辺さん)は静かに座りました。すぐに副校長2名がやってきて「渡辺先生お立ちくださ
い」と2度言って不起立現認9時43分、渡辺先生不起立を確認しました、と言い去りました。都教委来
賓は1.5メートルほど後ろからじっくり見ていました。私は子どもたちの真ん中にいたのですが、
副校長はその中をかけ入ってや
ってきたのです。
   式は滞りなく進みましたが、来賓、校長、みな壇上に上る人は日の丸に向かって礼をし、降りる
時も礼をしていました。神妙な顔つきがまことにおかしいというか、おそろしいです。
   
  ○「日の丸・君が代の強制と処分を許さない3.28デモ」○
        「良心・表現の自由を!声をあげる市民の会」
  渡辺厚子さんは、23日に中3の担任として卒業式を迎えます。この時、不起立をすれば、不当にも
、今日までの処分加算で、三ヶ月の停職処分が予想されます。
 
  渡辺さんは、三ヶ月間という長期にわたって、生徒・職場から切り離されるかもしれないことに
対して、深く悩み続けました。この不起立の闘いが、一部の人たちの特殊な行動として分離され、都
教委の職場分断攻撃の中で、職場の共感は得られず孤立してはいかないか。一人よがりの行動であり
、他人ごとの問題として捉えら
れはしないかなど、様々の思いが駆けめぐりました。
 
  こうした思いの狭間で、しかし、どうしてもこの「日の丸・君が代」強制が、憲法で保障する「
思想・信条の自由」を否定し、個々が生きる権利・基本的人権を否定していることに、目をつぶるこ
とはできない。そして、都教委の命令に従わない者は、処分・弾圧するという権力的教育行政が、子
どもたちの教育権と人権を否定
し、自立した判断力という人間形成に大きな禍根を残すという強い思いにかられています。
   それは何よりも、「日の丸・君が代」をシンボルとした戦前の教育が、多くの子どもたちを戦争
に駆り立て、それを社会的沈黙の中で容認していったという苦い過去を、親族の戦争体験と合わせ、
二度と繰り返させてはならないという心からの叫びです。
   教育の国家管理を強めようとする強大な力を前に、この思いで、渡辺さんは自らの体をはって立
ち向かっています。しかし、一人の人間として、ともすると折れそうな心を、自らに問い返しながら
日々闘っています。
   取り巻く厳しい状況の中に、渡辺さんを孤立させず、皆様のご支援で輪を広げ、挿させていただ
きますことを、心からお願い申し上げます。
   市民の会は、ものも自由に言えない社会を危惧し、民主主義と人権と生存権のために、微弱です
が取り組んでいく所存です。一人でも多くの方々の3月28日のデモへの参加・賛同を何とぞよろしく
お願い申し上げます。
   
    
 --------------------- Original Message Ends --------------------


佐々木有美

Created by staff01. Last modified on 2009-03-25 15:45:50 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について