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 ・「都教委包囲首都圏ネットワーク」
 ・「千葉高教組」・「新芽ML」
 の渡部です。

本日(1月31日)、
三鷹高校・土肥校長が提起した
『学校に言論の自由を求めて!』大集会が開かれ、
1000人が参加しました。
この集会もまた、現在の情勢と人々の意識の発展を
示すものだったので、以下、少し詳しく紹介します。

【1】最初に主催者挨拶として、岩波書店「世界」編集長の
  岡本厚さんが次のように述べました。
「都教委は公開討論の要求に応じず逃げ回っている。
最悪・最低の教育委員会だ。自分達が正しければ
堂々と議論すればいいではないか。
ここにきて『希望の兆し』が見えてきた。
『年越し派遣村』もそうだったが、世論が動き始めている。
捻じ曲げられてきた教育の世界を変える
『希望の光』を見出せる集会にしたい」

【2】次に主催者が実施した「『学校の言論の自由』教員アンケート」
   の結果が報告されました。
これは、≪都教委≫が、「挙手・採決禁止」の通知で
学校での言論の自由に影響があるかどうかを、
<校長に面接調査>をして、
約95%が「ない」、「ある」はゼロ
という結果を出したことに不信感を抱いた≪主催者≫が、
都立高校の<一般教員を対象に実施>したものです。
1月16日の時点で121校、1700名以上の回答がありました。
その結果は以下の通り。
・「教員の発言数は減った」(91%)
・「発言しにくくなった」(80%)
・「言論の自由への悪影響があった」(83%)
・「通知の果たした役割は有害である」(76%)「教育的でない」(22%)
また、「自由記入欄」には半数以上が記入、
「教員から悲痛な声がたくさん寄せられました」ということです。
その特徴としては、
^貳崑燭い里「言ってもムダ」という言葉
⊆,蓮◆屬笋覽いなくなる」「意欲を失う」など。
また、「業績評価」との結びつきを懸念する声。
ぁ崟古未悵影響」(特に進学・退学などの決定)
などが上げられるとのこと。
(詳しくは、以下のブログに載っているとのことです。
  http://date369g.blog54.fc2.com/
 または、「学校の言論の自由」で検索)

【3】「挙手、採決禁止」への異議申し立てその後、として
  土肥信雄校長は、次のように述べました。
「都教委は逃げ回っている。しかしそうは行かない。
社会の前に引きずり出してやりたい。
『業績評価』の問題を述べたら守秘義務違反で
呼ばれたが、その後何の音沙汰なしだ。
『挙手・採決禁止』通知について管理職をヒアリングして
<95%が影響ないと言ってる>と言う。バカバカしい。
11月フジテレビに出た。都教委は全然出てこない。
あの高橋史郎でさえ、<挙手・採決は構わない>と言った。
11月末の都教委で竹花委員が、
<土肥のやり方はヒドイ。反省を促す>と言ったので、
来るかと思ったが、何も来ないので、こちらから、
<指導しに来て下さい>と言っている。
1月に入り、退職後の非常勤教員を受けたが、
自分は処分も受けていないのに、不合格になった。
これについてはどうするか弁護士と相談している。
アンケート結果を見ても分かるように
東京の教育は都教委の言いなりになっている。
だからこそ、都教委は公の場に出てもらいたい。
彼らはずるい、すべて逃げている。
説明責任さえ果たしていない。
皆さんと一緒に批判して行きたい。」

【4】インタビュー「校長のリーダーシップとは?教育委員会の役割とは?」
(土肥校長)
「挙手・採決禁止」の時、都教委は「リーダーシップ」と言った。
しかし、それは権限を上から与えられて得られるものか。
そうではない。それは判断力とか、先見性とか、人間性とかで
組織から信頼されなければならないということだ。
都教委は言いなりになって欲しいと考えている。
それが彼らの言うリーダーシップだ。
自分は退職してもこの闘いは続ける。絶対に終わらせない。」

(安藤聡彦さん・埼玉大学教授、元国立市教育委員)
「都教委の言うリーダーシップでは、校長に権限はない。
 指導主事の求めに応じて業務をこなす能力だ。
 指導主事の靴をなめろということだ。
 都教委は文部科学省をも越えていると思っているのではないか。
 ゞ軌薜儖会の監視が重要だ。教委の再民主化闘争が必要だ。
 若い人たちとの連帯が必要だ。(音楽の教員になりたくても
  「君が代」強制があるので悩むキリスト教徒の学生、
  都立高校に教育実習に行ったらあまりにも学校が違っていて、
  都立高校の教員採用を受けたくないと言っている学生、の話なども紹介)」

(上原公子さん・前国立市長)
「土肥校長はよくぞ言ってくれたと思った。
ついにここまで来たか、日本の民主主義がと思った。
その中で育つ子どもたちの中には民主主義は育たない。
教育委員会こそ開かれ、民主的に行われなければならない。
また校長会というのも閉塞的でヘンだ。議事録もない。
表に出せないことを話し合っているのではないか。」

【5】生徒からのメッセージ
三鷹高校の卒業生3人(ともにサッカー部で全国大会に出場)が、
話をしてくれました。
・「校長が頑張っている姿を見て何かできないかと思っていた。
 毎朝校門で「おはよう!」と声を掛けてくれた。
 部活にも来て一緒に汗をかいてくれた。合宿にも参加してくれた。」
・「気さくな先生だが、朝礼の時は毎回『基本的人権の尊重』
 『平和主義』などの話をしてくれた。『言論の自由』も。」
・「『言論の自由が学校全体に満ちていた。
  卒業生も現役も校長を応援している。」

【6】リレートーク 「業績評価のあり方について&子どものための学校とは?」
(土肥校長)
「業績評価が出た時、これで教育は終わりになると思った。
 かつての勤務評定どころではない。昇給や昇進にも影響してくる。
 権力の思いのままの教育になる。
 校長の恣意的な評価が全てを奪っていく。
 職員会議で反対の発言をしただけで評価が下がる。
 情報公開を積み重ね、管理職に悲鳴を上げさせて欲しい。
 思想統制、言論統制だ。」

(世取山洋介さん・新潟大学准教授)
「自分の家族は東京にいるが、娘が今度高校入試だ。
 娘がいろいろな高校を見学したりした結果、
 都立高校は何かがおかしくなっていると感じ、
 かつての都立らしい雰囲気の私立の単願にすることになった。
 業績評価は学校評価と一体のものだが、
 教育の出発点である<人格の全面的発達>ということが
 忘れられている。また、そのためには、
 「教師の集団化・共同化」が必要だ。
 挙手・採決の禁止はそれをできなくさせている。
 ここまで来ると、都立高校「改革」は
 民営化を狙っているのではとも思う。
 「改革」に終止符を打つためには、
 反対の動きが大きくなっていく必要がある。 
 そのため、教員が共同して闘い、市民とも共闘していく必要がある。、

(広田照幸さん・日本大学教授)
「東京都の教育に驚いた。ヒドイ。
 組織がうまく行かない時の一番困ったことは組織が暴走する時だ。
 下の者が文句を言わない仕組みを作ろうとしている。
 人事評価が心配だ。 
 挙手・採決の禁止の通知は噴飯物だ。
 リーダーシップとトップダウンは違う。
 全く愚かな「改革」だ。」

【7】まとめ(尾木直樹さん・教育評論家)
「都教委は3月で土肥校長がやめるのを待っているだろうが、
3月以降は、土肥校長が飛び回って大変になるだろう。
都教委のこの間の動きは、無茶苦茶、幼稚、稚拙である。
質問に対し、「校長面接で95%が言論の自由への影響はない、
と回答したから通知の撤回は必要ない」、
「公開討論はありえないと申し添える」、
などと小学生でもおかしいと思うような回答をしてくる。
都教委は密室の中での権力構造になっており、私物化されている。
教育理念も喪失している。
世界的に見ても、日本は<教育鎖国>状態だ。
そうした中で、東京は全国の先頭を走っている。
東京の闘いは大変重要だ。
最近の『正論』(右翼的な機関紙)に
<リベラリズムの逆襲にたじろぐな。逆襲に耐えられるのか?>
などの論文が出ているが、耐えられるわけがない。」

以上長々と紹介してきましたが、
情勢と人々は確かに動きつつある!
ことを改めて感じた集会でした。

なお、私たちの『2・8総決起集会』には、
新たに北海道からも参加・発言が得られることになりました。
ということで、私たちの集会は、各地の現場で闘う
教員たちと市民たちの全国的な連帯の場になりそうです。

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           2009年『2・8総決起集会』

<日 時> 2009年2月8日(日)、12:30開場、13:00〜16:00
<場 所> 全電通会館(東京・神田駿河台3−6)
        JR御茶ノ水駅(聖橋側)徒歩5分
<資料代> 500円
<内 容>
      基調報告
      報告並びに発言         
              孱掘Γ隠喫限対応指針通知」撤回の闘い(町田教組委員長)
      ◆崋臟ざ詰 彳各反対(現場教員)      
      B膾紊任糧鸚亀教員雇い止め反対(大阪教育合同執行委員長)
      づ豕での「日・君」強制反対の闘い
        ・根津公子さん、・河原井純子さん、・近藤順一さん
        ・渡辺厚子さん、ほか。
      ァ崙・君」裁判闘争
        ・義務制(求める会の方)
        ・被処分者の会(近藤徹さん)
        ・藤田裁判(藤田勝久さん)
      Σ悪教育基本法の実働化反対の闘い(全国から)
        ・北海道(処分撤回・特別支援教育反対・北教組組合員) 
        ・宮城(土屋聡さん)
        ・三重(冨田正史さん)
        ・大阪(新勤評訴訟・井前弘幸さん)
        ・愛知(学テ・小野政美さん)
        ・九州(教員免許更新制・現場教員)
     行動提起・集会決議
   
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日教組全国教研に東京教組の組織決定で出された
根津さんと町田教組の菊岡さんのレポートと傍聴が
拒否される事態まで起きてきました。
全国教研に合わせて私たちは、
「自主教研〜『日の丸・君が代』問題交流会」を開きます。
根津さんも菊岡さんも参加する予定です。

<呼びかけ人>
北村小夜(「障害者」を普通学校へ全国連絡会)、舟越耿一(長崎大学)
山田真(共同研究者)、吉田淳一(北海道教組)、井前弘幸(大阪高教組)
土屋聡(宮城県教組)、深澤裕(東京教組)、渡部秀清(千葉高教組)

<日時>2009年2月21日(土)18:30〜
<場所>広島のRCC文化センター7階C2
      (JR広島駅南口徒歩10分)
      広島市中区橋本町5−11
      筺。娃牽押檻横横押檻横横沓
<内容>基調報告
      各地からの報告
      (北海道、宮城、東京、千葉、神奈川、愛知、
       大阪、滋賀、広島、福岡他)     
      全国へのアピール
<資料代>500円
<連絡先>東京・多摩島嶼地区教職員組合・長谷川康夫
       042-571−2921(当日は090−9016−8775) 

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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
   http://kenken.cscblog.jp/

 「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
  http://homepage3.nifty.com/hinokimi






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