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LNJ Logo 渡部通信〜「最低最悪」判決の中身
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 ・「都教委包囲首都圏ネットワーク」 
 ・「千葉高教組」・「新芽ML」。
 の渡部です。 

全国の仲間の皆さん!

本日(3月26日)、東京地裁において、
 稘豕「君が代」裁判(04年処分取り消し訴訟)>
◆祺聾彊罅根津「君が代」裁判(06年処分取り消し訴訟)>
の「不当判決」が出されました。いずれも中西茂裁判長です。

これらの二つの判決内容はほぼ同じでした。
2007年2月のピアノ事件最高裁第判決と同様のもので、
原告の主張は一切認めず、
都教委の一方的な主張をそのまま取り入れた
まさに、「一番スッキリヒドイ判決」(〆枷修稜魄翳杆郢痢砲任△蝓
「最低最悪」(∈枷修粒野弁護士)の判決でした。

また、「良心に従って行動する人への嫌悪に満ちた判決」(∈枷修隆箘翳杆郢痢
であり、「日本はこれでいいのか」(〆枷修竜特喨杆郢痢
と思わずにはいられない判決でした。

以下、重なりますので、
はじめに,痢稟酬萢彁檗笋ら、
基本的な内容を紹介します。
そして、△痢稟酬茵笋らは、
特に問題だと思われる部分を二つ紹介します。

<職務命令は違憲・違法か>
「・・・卒業式等の進行上行われる国歌斉唱について、
歴史観ないし世界観又は信条と切り離して、
不起立行為等に及ばない選択も可能と考えられ、
一般的には、卒業式等の国歌斉唱時に不起立行為等に
出ることが、原告らの歴史観ないし世界観又は信条と
不可分に結びつくとはいえない。・・・・
・・・本件職務命令は、原告らに対し、特定の思想の
有無について告白することを強要するものではない。
・・・本件職務命令は、国旗・国歌法、学習指導要領の
趣旨にかなうものであり、卒業式等の儀式に際して
発出されたものであること、卒業式等における
国旗掲揚や国歌斉唱は、全国的には従前からひろく
実施されていたなどの諸事情も総合すると、
本件職務命令には、その目的及び内容において合理性、
必要性が認められる。
したがって、・・・憲法19条、20条に反するとはいえない。」

<旧教基法の「不当な支配」に該当するか>
「・・・許容される目的のために必要かつ合理的と
認められる介入は、必ずしも同上の禁止するところではなく、
この点は、地方公共団体においても異ならない。・・・
・・・地方公共団体が設置する教育委員会が、・・その権限に
基づき、・・・必要性、合理性が認められる場合には、
適正かつ許容される目的のために必要かつ合理的と
認められる範囲において、具体的な命令を発することもできる。
・・・・学習指導要領に基づく卒業式等を実施するよう
改善、充実を図るという本件通達の目的には合理性があり、
卒業式等における国旗掲揚、国歌斉唱の実施方法等を
定める通達を発すべき必要性もあった。・・・
・・・このような職務命令は思想及び良心の自由を侵害する
ものとはいえない。・・」

<教育の自由は認められるか>
「・・普通教育においては、児童・生徒に教授内容を
批判する能力はなく、教師が児童・生徒に対して強い影響力、
支配力を有していることや、児童・生徒の側に学校や教師を
選択する余地が乏しく、教育の機会均等を図る上からも
全国的に一定の水準を確保すべき要請があることなどからすると、
普通教育において、教師に完全な教育の自由を認めることはできない。
・・・校長がその権限に基づき、国歌斉唱を含む式次第やその進行を
予め一律に定め、実施することは、儀式としての性質上その必要性はある。
本件通達及び本件職務命令が、原告らの教職員としての
専門職上の自由(教育の自由)を侵害するものとは認められない。」

<国際条約(自由権規約、児童の権利に関する条約)に違反するか>
「本件通達及び職務命令が、憲法19条、20条に違反しないから、
思想及び良心の自由並びに信教の自由を保障する
自由権規約18条にも違反しない。
・・・本件通達は、卒業式等における各学校による裁量の余地を
残している上、本件通達に基づく国旗・国歌の指導が、
児童・生徒の思想及び良心の自由、信教の自由を
侵害するものでないこと、国旗・国歌について一方的な
一定の理論を児童・生徒に教え込むことにはならないから、
・・・児童の権利に関する条約12条及び思想、良心及び宗教の
自由について児童の権利を尊重する旨等を定めた同条約14条に
違反しない。」

<不起立行為が地公法32条、33条に違反するか>
「原告らが、上司である校長の適法な本件職務命令に従わず、
不起立行為等に及んだことは、『上司の職務上の命令に
忠実に従わなければならない』とする地公法32条違反の行為である。
また、原告らが、本件職務命令に公然と児童・生徒及びその保護者の
面前で違反したことは、その職の信用を傷つけたものであり、
地公法33条違反の行為である。」

<裁量の逸脱はあるか>
「原告らは、経済的不利益を伴う戒告処分は不利益の程度が
重すぎると主張するが、学習指導要領の国旗・国歌条項の趣旨に
かなった指導を命じた本件職務命令に公然と、しかも、
児童・生徒及びその保護者の面前で、違反したことは、
相当に非難される行為であるから、
懲戒処分の中でもっとも軽い戒告処分が、過重であるとはいえず、
比例原則や平等原則等に反する事情もなく、裁量権を濫用した
と認められない。・・・
・・同種の非違行為について、過去の懲戒処分歴に応じ、
より重い懲戒処分を科すという考え方は相当であり、・・・
比例原則に反し、社会観念上著しく妥当を欠き裁量を逸脱した
ものとはいえない。」

<△痢稟酬茵笋ら>
「一般に、自己の思想や良心に反することを理由として、
およそ外部行為を拒否する自由が保障されるとした場合には、
社会が成り立ちがたいことは明白であり、
これを承認することはできない。」

「職務命令違反行為は、・・・児童・生徒らに対して指導すべき事項
である国旗、国歌の尊重に反するし、卒業式等の円滑な進行
を妨げるおそれがあるから、決して軽微な非違行為ということはできない。」

まさに、これらの判決内容を読むと、
最初に紹介した弁護士さんたちの評価がよく分かります。

裁判後のどちらの報告会(時間がずれて開かれた)でも、
大きな怒りと憤りの声、そして闘う決意が表明されました。
・「最高裁の意向を一歩も出ていない。裁判官はこんなものでいいのか。
 大変困難な局面だ。しかし困難はつきものだ。もう一度スタートラインに立って、
 真剣に考え、決意を新たに進もう」(〆枷修累憩J杆郢痢
・「形式的判決、逃げた判決、許しがたい判決だ。
 負けたがしょんぼりしていてもダメだ。これまで以上に
 元気に頑張って行きたい。」(〆枷修諒駄敲杆郢痢
・「不当判決そのものだった。今の社会の動向を示唆している。
 絶壁に立たせられている。しかし抵抗している人たちはいる。
 ゼロではない。あきらめず、抵抗し、打開していくことが重要だ。」
 (河原井さん)
・「最悪の結果だ。これから続々と酷いことが出てくるだろう。
 落胆するのではなく、私たちの方から、教育活動を通して、
 『10・23通達』を覆す力を学校の中で作って行きたい。」
 (根津さん)
・「『思想・信条の自由を許すと社会が成り立たない』という大変な論理だ。
 不当判決を紙切れにするよう闘って行こう」(一参加者)

全国の仲間の皆さん!
この「最低最悪」の判決の後、
30日(火)に卒業式の処分が出されます。
都教委に抗議の声を寄せてください。

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都教委への抗議先です。

●東京都教育委員会 人事部服務課(処分担当)
  TEL 03-5320-6792
●東京都教育委員会 人事部職員課
  TEL 03-5320-6790 FAX03-5388-1729

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 都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
   http://kenken.cscblog.jp/

 「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
  http://homepage3.nifty.com/hinokimi



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