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LNJ Logo 写真報告 : 諫早湾の現在
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News Item isehaya
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諫早湾が国の干拓事業の強行により堰きとめられてから11年が経過した。2007年には全長7キロに及ぶ堤防道路がつくられた。その間、漁業被害は拡大し続けており、アサリなどが大量に死滅している。地元の漁業関係者などは、わずかに残された外海との通用門を開けるよう再三迫っている。写真は、現在の諫早湾の様子。写真の左側と右側で海の色が異なるのがご覧いただけるであろう。左側が元々の諫早湾で濃いブルー。それに対して右側は堤防で堰き止められた諫早湾。色はモスグリーンに変色している。この色はアオコの大量発生のためと考えられる。アオコが大量発生すると、水中の生物の多くは死滅してしまう。農業への悪影響も懸念されている。国は佐賀地裁の水門を開けるようにとの判決を不服として控訴し、開門に応じようとはしていない。(杜 海樹)


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