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ネットカフェ難民を食い物にする保証人代行詐欺
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投稿者: 鈴木俊志

初めまして。いきなりですみません。
保証人代行詐欺というものが、今、日本中の(主に家を借りる、就職に必要だけど保証人がいないといったネットカフェ難民)をくいものにして、その被害は増え続けています

まず保証人代行業がどういった物かというと
保証人が必要な者同士をくっつけあい、その会費と手数料を徴収する。
保証人に連帯責任が及んだ場合は、保証人代行業者が代位弁済するので、リスクは全くない。
保証人になった者は5000円の受け取り、
保証人を得た者は保証人代行会社に5万円の支払いをするという物です。

しかし、実際にはその様な者同士をくっつけたところで、
保証人としての資格が持てるはずもなく、保証人も紹介されず、
年会費5万円の掛け捨てとなり、(解約にキャンセル手数料を取られたなどの被害もあり)(また無事保証人が見つかったとしても、成功報酬30万円請求されたなどの報告もあり)
このような少額被害が主ですが、中には家賃をためられたまま逃げられた人の連帯保証人として、家主から数百万円請求される裁判を起こされたといった例もあります。保証人代行業者は代位弁済で100%安心と言っているにも関わらず、これまで実際に代位弁済が行われたという記録はありません

これらは全て、ネットカフェ難民の自己責任、注意不足ではありません。
ネットカフェ難民の駆け込み寺として、国のNPO法人救済機関に東京チャレンジネットというものがあります
そこで、就職、職能の際必要な住居、保証人の手配しているいうので掘り下げて聞いてみました。
初めは東京チャレンジネットが安心できる保証人会社を紹介するので大丈夫 という対応でしたがこちらの真剣さを伝え、改めて聞いてみると住居を借りる際に保証人がいないという相談には、保証人を代行してくれるという会社が
あるらしいので、各々インターネットなどを使用し調べて連絡を取るとよい。と対応しているということでした。

現状、まともな保証人代行会社というものは存在せず(そもそもその保証人を代行するという存在自体が法律違反?)実質、国の救済機関が、そのまま保証人代会社に、餌を丸投げをしている状態でした。
日々の生活に追われ心をすり減らし、それでも就職や部屋を借り貧困からの脱出を計ろうと、わらを持つかむおもいで保証人を探すネットカフェ難民は、国からの紹介ならばと、疑いなく保証人代行詐欺にはまってしまいます。

最近話題になったニュースに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080823-00000022-yom-pol
ネットカフェ難民に生活費、職業訓練条件に月15万円融資へ
年収150万円以下の受講者は返済が免除されるため、実質的には給付となる。
というニュースが8月23日の記事発表直後から、にちゃんねるなどの層で、われもわれもと爆発的な話題となっております。
では、どういった人たちが具体的に ネットカフェ難民と認定され給付の対象となるのか調べたところ
東京、大阪、愛知の3カ所にある NPO邦人 チャレンジネット に希望者本人が赴き、チャレンジネットの審査で
(収入の有無、居住状態)など本人提出書面でチェックし、ネット難民か判断され、(浮浪者対策の面もあるので、無収入、
路上生活ではまずいとのこと)ネット難民と判断されればハローワークに取り次ぎ、訓練校への入校指示→給付と
なるようです。

この職業訓練制度、座学3ヶ月という短い期間に対し、教科書12冊ほど、金額にして10万円もの教本が売りつけられます。
もちろんその中で消化できるのは、1.2冊です。
他にも、定員の版数も埋まらない科目で試験成績1位の者でも合格させない。実際には生徒数10人の所、
300人と水増し請求して補助金詐欺など、こちらも問題だらけですが、早急に危機感を感じるのは

上記制度の利用を考えるたくさんのネットカフェ難民が、これからチャレンジネットを訪れ、そして多くの人が保証人代行業者を利用し、詐欺被害にあうということです。


一番有名な、保証人代行詐欺を行っている会社として

国内保証援助会 (国民生活センターに600件の苦情)
http://www.333475.co.jp/index.html

これまでの活動で
http://www.seikei.co.jp/news/disp.asp?ID=1395&q=
読売新聞4/1の一面などに載るなどの一定の成果もみせました

読売新聞3/31一面
http://a-draw.com/contents/uploader2/src/up1727.jpg

4/2 テレビ朝日スーパーモーニング(動画)
http://v.youku.com/v_show/id_cl00XMjI5MzEyMDg=.html


動画は回線が遅いので、始まったらストップを押して、
シークバーの読み込みが終わってから見るとスムーズでよいそうです

適格消費者団体、消費者機構日本で、この問題を取り上げて
いただき、国内保証援助会を違法会社として世間に公表していただけることを
約束していただきました。

貧困から抜け出すために、家を借りる、就職に必要だけど保証人がほしいと言った貧困層を罠にかけようと待ちかまえる保証人代行詐欺がこんなにも蔓延しているのが許せずここまでがんばってきましたが、国がこのような状態では 被害は広まるばかりでどうしたらよいかわかりません。


私の抱えている問題は主に偽装請負闘争ですが、
この問題も深く掘り下げていきたいので、この問題に興味を持っていただけそうな方たちがいたら
紹介していただけるとありがたいです。

        東京医療センターの偽装請負とたたかう 鈴木俊志





Created by staff01. Last modified on 2008-08-29 10:30:49 Copyright: Default

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