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JR ウォッチ(JRに安全と人権を!市民会議・代表佐高信)の一行10名は8月24〜25日、群馬県のJR吾妻線の検証ツアーを行った。昨年は、吾妻線に導入された自動券売機「カエル君」の調査を行い、老人など弱者に負担を強いる実態をJR東日本に告発する行動などを行ってきた。それから1年余り、不便な「カエル君」はそのままだったが、一部改善も見られた。それは吾妻線の中核駅・中之条駅にエレベーター設置が決まったことだ。2億円かかる事業だが、地元住民やJRウォッチの申入れなどの声に押されて、 JR東日本が決断したもの。おかしいことに声を上げ続けることの大切さを実感した。

宿泊したのは、川原湯温泉だったが、この一帯は現在計画中の「八ッ場(やんば)ダム」の水没予定地域だった。25日には、八ッ場ダムに反対するグループと交流をもったが、駅の無人化につながる「カエル君問題」は、過疎問題・ダム問題とすべてつながっていた。地方が置き去りにされ、高齢化が進む日本の現実が見えたツアーだった。(M)

↓中之条駅で地元町議(右)の説明を受ける

↓盛岡のオペレーターが対応する自動券売機「カエル君」は「カエナイ君」だった

↓エレベーター設置が決まった中之条駅の階段。この日もこんな光景に出会った

↓自然を破壊する「無駄な公共事業」八ッ場ダムの建設現場


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