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下関市教育長の植民地発言に抗議しよう
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全国の市民のみなさん

6/26 下関の嶋倉剛教育長が「朝鮮の植民地統治は歴史的事実に反する」という妄言を発
言しました。


関連新聞記事

下関市教育長「植民地支配は歴史的事実に反する」 『朝日新聞』
  http://www.asahi.com/national/update/0626/SEB200806260009.html

植民地支配「史実に反す」 下関市教育長が発言 『東京新聞』
  http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008062701000347.html

下関市教育長の植民地発言:在日社会に波紋「支配は事実に反する」発言受け
/山口 『毎日新聞』
  http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080628ddlk35040535000c.html

植民地支配 認識に溝/下関市教育長発言 『朝日新聞』
  http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000806280002

下関市教育長「日本の朝鮮への植民地支配なかった」と発言 『読売新聞』
  http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20080628-OYS1T00273.htm

山口・下関市教育長:戦時下の朝鮮半島、植民地支配「事実に反する」と発言
『毎日新聞』
  http://mainichi.jp/seibu/shakai/news/20080627ddg041040007000c.html


これについて正式な抗議行動をいたします。

抗議文(提出当日まで、主旨はそのままで、加筆・訂正もあります)

 朝日新聞報道(6月27日朝刊)によれば、あなたはは学校への教育補助金増額を求めて
訪ねてきた山口朝鮮学園の金鐘九理事長と保護者の方々に対して、「『植民地支配は歴史
的事実に反する』と述べた」とあります。
 これは私たち下関市民にとっても由々しき問題です。日本が戦前期、とくに1910年韓国
併合以来、朝鮮半島を植民地として支配したことは紛れもない事実です。私たちは下関教
育の将来に深い憂慮をいだきながら、あなたの発言の釈明並びに撤回、謝罪を申し入れま
す。
 なお、その後の毎日新聞報道(6月28日朝刊)によれば、あなたは「下関教育行政を行
うにあたり、(植民地支配との認識を示す−引用者注)政府の見解を尊重する」とのコメ
ントを発表しています。
 私たちは、政府見解の尊重は当然だと思いながらも、ますます事の不可解さ、事の重大
さを感ぜざるをえません。未だ発言の撤回も関係団体への謝罪も行わないあなたの歴史認
識の欠如を断じて容認できません。
 ここに新たな決意をもって、申し入れを行いたいと思います。誠意ある回答をお願いし
ます。

1.あなたが「歴史的事実に反する」と言われるのなら、その根拠を示してください。

2.熟慮の結果、根拠がない思慮浅い発言であったとするのなら、直ちに発言の撤回を公
にしてください。

3.戦前から朝鮮半島と深い関係にある下関市を顧みる時、あなたの発言は長い間の日韓
・日朝の市民的交流、和解・平和へのさまざまな努力を踏みにじる行為です。アジアの中
で生きてゆく下関市を考える時、あなたの発言は下関市の教育・文化を歪め、誤った方向
へと導くものであり、市民の真摯な努力への心無き侮蔑だと断ぜざるをえません。人間の
尊厳と和解・平和への希求の名において全ての市民への謝罪を求めます。 
                                
以上 


●具体的なお願い

1,私たちの抗議行動の賛同人になってください。抗議の申し入れ書を賛同者の連名で提出
します。

2,自由に転載・転送して賛同を広げてください。

賛同形態は

*個人名(肩書き・県・市)*肩書きがありましたらぜひどうぞ。
*団体名(県・市)
*会 名(県・市) 個人が数名集まって、任意の会の名前でもOKです。

送り先 umi1990@hotmail.co.jp

締め切りは7/8 火曜日までよろしくお願いいたします。

3,現在右翼団体がネットで発言支持のメールを呼びかけています。個別の抗議活動を広げ
てください。ぜひよろしくお願いいたします

《抗議先》
 下関市教育委員会
 嶋倉 剛 下関市教育長
 江島 潔 下関市長

 住所  〒750-8521山口県下関市南部町1−1 
 電話  083−231−1111(下関市役所・代表)
  083−231−1560(教育委員会教育政策課)
 FAX 083−222−8333(教育委員会教育政策課)
 メール kisomuka@city.shimonoseki.yamaguchi.jp (教育委員会総務課)

以上、よろしくお願いいたします。

廣崎隆一 (下関の行動と言葉をつなぐ『海』編集委員))

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