佐々木です。

根津さんと同じように「君が代」不起立をずっと続けているのに一度も処分され
ていない教員の方が１９日名乗りを上げ、その理由を都教委に質しました。以下
は「解雇をさせない会」のチラシからの転載です。


転載ここからーーーーーーーーーー

都庁で働く皆さま　　都民の皆さま

「君が代」で不起立を貫く根津さんをクビにさせないよう、都教委に声を届けて
ください。
（中略）

◎不起立・米山先生は処分されないのに？
この日都教委には葛飾区立東綾瀬小学校の教員・米山良江さんが要請文をもっ
て都教委に申し入れを行いました。

「私は、卒業式や入学式で『君が代』が流れる時、ずっと不起立しています。し
かし処分は受けていません。同じ行動を貫いている根津公子さん、河原井純子さ
んが免職を強行されるかも知れないという事態にどうしても黙っていられず、
これを阻止しなければという思いで、今日要請に来ました。」
「同じに不起立を続けているのに、なぜ根津、河原井だけが処分なのか？この違
いはなんなのか？ この違いを説明してください」。それがこの日の米山さんと
根津さんの都教委に対する質問であり、説明要求でした。どう考えてもおかしい、
不公平ではないですか。都教委は質問に答える義務があります。

米山さんは要請文で次にようにも述べています。
「強制に反対することは、私にとっても譲れない原点です。式に持ち込まれてし
まっている現在、その思いを「君が代」が流れるときに不起立で意思表示するの
は、むしろ当然のことだと思っています。不当な命令に反対し行動で示すことが、
子どもたちへの最大のはなむけの言葉になると思うからです。」
米山さんと根津さんの思いも行動も同じです。教師としての職責として「君が代」
の強制に反対し、それを行動で示しています。

そもそも、「君が代」不起立で処分を科すことが憲法違反なのですが、同じ不
起立で処分されない人がいる一方で、なぜ根津さんや河原井さんには累積加重処分
をし、免職にまでもって行くというのでしょう？「校長が職務命令を出した場合
は処分をする」という言い逃れはできますまい。
私たちは、都教委に対して、この説明を求め続けます。

転載ここまでーーーーーーーーーーーーー

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