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住むところがなくなる!〜大分キヤノンユニオン派遣社員が本社に申し入れ

12月4日午前10時、キヤノン東京本社に対して、結成したばかりの大分キヤノンユニオン(日研総業ユニオン大分キヤノン分会)が申し入れを行なった。大分キヤノンでは、10月末から大量の派遣・請負社員の中途解約(首切り)通告が続いている。この日は、現地ユニオンメンバーの2名を含む約10人で本社を訪ねた。会社側はガードマンを配置し、受付にも入れない態度だったため、組合側はやむなく街宣車のマイクを通して申入れを行なった。デジタルカメラの製造ラインにいる34歳の派遣社員(写真下)は、 12月10日付で解約を通告されており「このままでは寮から追い出されて、住むところがなくなる。どうしたらいいのか」と訴えた。一行はその後、国会・経団連をまわって要請を続けた。(M)

↓大分工場に1年半働いてきた。イクシーのレンズ製造などに従事している。

↓申し入れ書を読み上げるガテン系連帯・小谷野事務局長(右)とキヤノン人事課 課長(左)


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