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LNJ Logo 岩国市民集会に2200人〜熱気溢れる素晴らしい集い
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News Item 1202025639365st...
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大地実です。

 2月2日の岩国市民集会に参加されたNさんの報告と岡本三夫さんの報告を転
送します。(重複の場合乞許)
 どんどん転送くだされば幸いです。

 関連情報の提供ください。

 
 <井原さんは、「今回の市長選挙は、米軍基地のあり方が争
点。相手陣営は財政問題にすり替えているが、私は昨年1年議
会と米軍基地問題で闘い市長をやめることになった」、「相手
陣営は、岩国が夕張になる、バスがなくなる、病
院がなくなる、果ては税金が上がるなどのデマを流し争点をそ
らそうとしている」、「デマで物事を決めたら後々禍根を残す
」、「岩国の財政はそんなに簡単に破綻しない。厳しい中でも
きちんと運営していけば立て直せる」、「米軍
基地問題は、財政問題てはない。こどもたちや孫たちのため、
市民の安全の問題だ」、「あの逮捕された守屋次官が補助金カ
ットという強引な手段できめた米軍再編です。簡単にあきらめ
られない。国にものをいい誠実に話し合いた
い」などと、決意を表明し>した。>
 とあるように、
 相手陣営はデマと嘘をつき続けるしかないのです。問題はデ
マと嘘に騙されない判断が出来るような情報宣伝をいかに多く
に有権者に知らせることが出来るか否かにかかっていると思い
ます。


              記

●Nさんの岩国市民集会の報告


---------------------------------
 岡山のNです

 2月2日の岩国市民集会に岡山から参加しました。
(鈍行で3時間半)

 予想を越える2200人の参加で会場は溢れ返り
ました。
 佐高信、森田実、天木直人さんが駆けつけられました。

 最新の週刊金曜日にも書かれていたように、岩国は「第二の
夕張になる」、あるいは「税金が2倍になる」と言ったデマが
撒き散らされているそうです。
 それと断固闘うことを宣言された井原市長の熱い決意表明
には目頭が熱くなることを禁じ得ませんでした。
 デマが勝つか、市民の良識が勝つかの選挙です。


●岡本三夫さんの同集会報告

Nさんと一緒の会場にいたのですね しかし あの雑踏の中で
は お互いを認識し 挨拶するのが無理だったことは 残念な
がら 当然でした 

詳細というには短く それでも常識的には詳細な岩国集会につ
いての感想です

岡本三夫

*********************************

 岩国集会は 本当に熱気溢れる素晴らしい集会になりました
 私たち夫婦は集会が始まる20分ほど前に会場に着いたので
すが 1階はすでに立錐の余地もないほど超満員で 2階へ行
くように指示されました しかし 2階もまた満席に近く 私
たちは最上段近くに座らざるを得ませんでした 1500人く
らい収容できる会場だったようですが 「2200人を超える
人が集まった」というアナウンスがあり 座る場所がないため
 司会役の佐高さんは何度も壇上に上がって座ると「絵にもな
るから」と勧めるのですが 皆 壇上に上がるのを遠慮してい
ると 「そんなに消極的では選挙に負けますよ」などと諭され
 やっと4−50人の人が壇上に上がり 講師たちの後ろに所
狭しと陣取る人も続出し 結果的には凄い熱気に包まれ 19
70年代の「ティーチイン」的な壇上の雰囲気が醸し出され 
素晴らしい講演会になりました

 まず 「突然のプログラム変更ですが」ということで短いビ
デオの上映があった後 講師の方々が1人1人 総合司会者の
指示で登場しました まずは評論家の佐高さん 次いで政治評
論家の森田実さん 元レバノン大使の天木直人さん そして最
後に前岩国市長の井原さんが 何と1人1人が「朝まで生テレ
」のイントロ音楽で登場したのには いささか違和感を感じま
した 

 コーディネーターを務める佐高さんが左側の 他の3人が右
側のテーブルに「ハの字形」に向き合って座り 佐高さんの軽
妙なリードでシンポジアムのような講演会が行われました 佐
高さんを含め 講師の1人1人は それぞれ私たちの心に響く
数々の言葉を紡ぎ出して 私たちを「岩国問題」の核心に触れ
させ 「絶対に負けられない」という確信に満ちた感動的な言
葉で聴衆を励ましてくれました

 私は話に気を取られて それらの珠玉の言葉たちをメモでき
なかったほどでそのことが惜しまれて仕方がありません メモ
を取られた方がおられたらその一部でも紹介してもらいたいも
のです 平和と人権を真剣に考えて紡ぎ出す言葉がどれほど美
しく 感動的なものかということを 久しぶりに味わいました
ので せめてその一部でもいいし 多少は不正確でも「ないよ
りまし」の気持で集会に参加できなかった人たちと共有したい
と思い ここにご報告することにしました
 
 不正確は承知の上で 私のおぼろげな記憶に残ったことを少
しだけ書いておきます 「主君を諌める者ある国は安泰なり」
という古典の一文を引用して「井原さんのような方がいて 政
府にモノ申す市長がいることは日本の誇りであり 救いではな
いか」という森田さんの言葉がありました 天木さんは「米国
民はブッシュ大統領の過ちに気付き始めているが それに気付
いてないのは日本政府だけだ 失脚した守屋防衛事務次官の背
後には小泉総理がいたのだが彼は米国のことは全く無理解だっ
た」と喝破しました 

 井原さんは「私は何から何まで米軍基地に反対しているので
はない これまでも政府に協力してきた しかし今回だけは 
政府の約束違反が我慢できずかつ市民の安全と安心を守る立場
から 頑張らざるを得なかった 私は特別なことをしているの
ではなく 市長として当然のことをしているに過ぎない」と胸
を張り 大きな拍手に包まれました 司会者の佐高さんは岩国
市民が今やっていることは「平成の自由民権運動です」という
言葉で括りました 次に 山口市の前田惠子さんが送ってくれ
たブログからちょっと引用させて頂きます
 
<井原さんは、「今回の市長選挙は、米軍基地のあり方が争点
。相手陣営は財政問題にすり替えているが、私は昨年1年議会
と米軍基地問題で闘い市長をやめることになった」、「相手陣
営は、岩国が夕張になる、バスがなくなる、病
院がなくなる、果ては税金が上がるなどのデマを流し争点をそ
らそうとしている」、「デマで物事を決めたら後々禍根を残す
」、「岩国の財政はそんなに簡単に破綻しない。厳しい中でも
きちんと運営していけば立て直せる」、「米軍
基地問題は、財政問題てはない。こどもたちや孫たちのため、
市民の安全の問題だ」、「あの逮捕された守屋次官が補助金カ
ットという強引な手段できめた米軍再編です。簡単にあきらめ
られない。国にものをいい誠実に話し合いた
い」などと、決意を表明し>した。> 

 帰りの電車で一緒になったご夫婦は 何と鳥取県米子市から
の参加者で岩国のホテルに1泊したとのことでした そういえ
ば 神奈川県の厚木基地からの参加者も会場に来て居て 紹介
がありました 私はいろいろな集会に出ていますが 1階も2
階も満席で 立ち見の聴衆で一杯という集会は珍しいです 若
い人の言葉で言うと「元気をもらった」という満ち足りた気持
で帰宅しました
                            
     以上 岡本三夫

◆上掲の文章を自由に補足・訂正してください 特に 4人の
ゲスト・スピーカーの言葉は不十分にしか紹介されていません
ので 補ったり訂正したりしてください 宜しくお願いします
◆私が句読点を使わないのは 源氏物語や枕草子のような日本
の古典では句読点を打たないでも意味明瞭だからで それを踏
襲しています まして 古典より遥かに意味明瞭な現代文を書
くときには キーボードを打つ回数を減らすことのできる省エ
ネのキー打法を採用した方が楽だという考えから 実践してい
るのです こうした理由付けは私の考えですが 尊敬する北西
允(まこと)・元広島修道大学法学部長(広島大学名誉教授)
の先例に倣ったものです

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