社民党不当解雇裁判、労働者側の事実上の勝利! | |
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投稿者: 木村健二
社民党執行部、「金銭和解」に追い込まれる。 ーー不当解雇撤回闘争の事実上の勝利ーー もう一人の整理解雇撤回裁判で、社民党執行部はこのほど、東京高裁による強い「和解勧告」もあって、整理解雇した一人の「元」職員に対し、「破格?」の金銭和解を行った。「和解」の内容は、当事者間から公表しないことを強く要請したため、残念ながら明らかにできないが、2つの東京地裁の不当判決と1つの東京高裁の「反動判決」があったにもかかわらず、あまりの「整理解雇」の杜撰さに、流石の裁判所も社民党執行部側をかばいきれなかったと思われる。非常に厳しい状況下で「金銭和解」に持ち込んだだけに、労働者側の事実上の勝利だと言える。社民党執行部は、このもう一人の整理解雇者に対し、既に党の規律案件対象者として断定、党籍を剥奪するなどの強行手段に打って出たため、 係争中であったにもかかわらず、「職場復帰」の可能性を強権的実質的に奪っていた。 労働者軽視の反動性を強める裁判所をもってしても、金銭的賠償をせずに、今回の不当な解雇事件を「処理」することはできないと判断したと言える。本来ならば、東京高裁に「勇気ある勝利判決」を切望していたが、今回の「金銭和解」は、現状下での事実上の勝利だと考える。 ただ、社民党不当解雇撤回の闘いはまだ終っていない。もう一人の整理解雇者の裁判が最高裁で現在、審議されている。判決内容の是非に関わらず、今回の不当解雇事件の結末を「闇」に葬ることなく、歴史に刻むつもりだ。完全勝利の可能性もまだ捨てていない。 Created by staff01. Last modified on 2008-01-31 10:25:48 Copyright: Default |