本文の先頭へ
LNJ Logo ハワイ・パシフィックビーチホテルにおける解雇争議の支援を
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 0423-01
Status: published
View


みなさま

高須です。今回はLabor Nowからのお知らせです。

------------------------------------------------
ハワイ・ワイキキ海岸
パシフィックビーチホテルにおける解雇争議の支援を
------------------------------------------------

ハワイ・ホノルルにワイキキ海岸にあります「パシフィックビーチホテル」で組合つ
ぶしを狙いとした悪質な解雇争議が発生しています。

2002年に全米港湾労組(ILWU)が組合づくりに着手して以来、ホテルの経営側は妨害を繰り返し、全米労使関係局(NLRB)によって組合が認証された後も、不誠実な対応に終始してきました。

2007年1月、ホテルを経営するHTH社はホテルの運営管理を別会社へ委託して、従業員を全員移籍させました。ところが2007年7月、12月1日をもってHTH社は委託を解除することと従業員に元のHTH社に再雇用すると発表します。しかも、全員に「再応募」することを求めます。そして、会社は組合づくりの中心メンバーばかり32名を不当にも「不採用」にし、12月1日付で解雇します。

以来、解雇撤回と組合との交渉を求める闘いが続いています。

地元の労働組合やコミュニティの運動団体、キリスト教教会などが集まって「ビーチ
に正義を」(Justice at the Beach)が結成され、労働者たちへの支援とこのホテルの
ボイコット運動が拡大しています。

日本の労働組合へは、ILWU並びに、AFL-CIO、国際運輸労連(ITF)から支援要請があり
ました。ILWUより私たちLaborNowに対しても日本でのILWUの連絡窓口と支援運動の調整を要請されました。

これらを受けて、3月に全港湾労組、サービス連合が支援を決定し、4月16日には交運労協、4月17日には連合が支援決定を行いました。連合は傘下の組合員にこのホテルの利用を控えることを呼びかけることを決めました。

パシフィックビーチホテル」の利用者の約7〜8割は日本からの観光客なので、この争
議の解決のために、日本での取り組みが大変重要となります。

まずは、本争議を知っていただきたくご案内します。
日本語版ホームページも作成しましたので、詳しくはそちらをご覧いただけると幸い
です。写真や動画の閲覧、関係資料のダウンロードもできます。
http://supportpbhworkers.blogspot.com/

よろしくお願い致します。

高須裕彦
(Labor Now)

--
__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/
高須裕彦
一橋大学大学院社会学研究科
フェアレイバー研究教育センター
Tel/Fax: 042-580-9139
E-mail: h_takasu@jca.apc.org
    pj01571@srv.cc.hit-u.ac.jp
URL: http://www.fair-labor.soc.hit-u.ac.jp/
     http://rodobigbang.blogspot.com/
__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/


Created by staff01. Last modified on 2008-04-23 11:56:55 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について