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LNJ Logo 一千万人要請署名〜出版労連が「平和憲法でいこう!」とキックオフ
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憲法労組連の平和憲法の改悪に反対する一千万人要請署名
出版労連が「平和憲法でいこう!」とキックオフ


 3月11日(火)文京区民センターで出版労連の「憲法労組連・平和憲法の改悪に反対する一千万人要請署名」のキックオフ集会が開かれた。

 署名運動事体は昨年6月に全体の「キックオフ集会」が衆院議員会館で開かれ、国民投票法成立後の労働組合の護憲運動として注目を集めていた。出版労連では、「平
和憲法特別委員会」を設置して「平和憲法でいこう!」とのキャッチフレーズのもとに
運動を強めているが、さらにとりくみを強めるためにこの集会を開催したという。
 
 集会は老田弘道さん(憲法労組連幹事)のあいさつの後、高田健さん(九条の会事
務局・写真)が講演した。

 高田さんは、安倍政権後の福田内閣は人事はそのままなので、注意が必要だと指摘
し、「福田は自民党新憲 法草案の安全保障の条文をまとめた張本人だ。ソフトで巧
妙だが、タカ派の本質は変わらない。これから派兵恒久法が必ず 出てくる。派兵恒
久法の中身は、石破防衛大臣が06年8月にまとめた 『国際平和協力法案』(石破
試案)だろう。自衛隊がいつでも、どこでも海外に派兵できる、9条を空文化するひ
どい法律でけっして通しては ならない」と語った。

 さらに「9条を守る運動の広がりに、改憲派は明文改憲は現状ではむずかしいと考
えている。 2月4日、改憲に向けて9条の会に対抗する国民運動をつくろうと会長
を中曽根康弘に据えて改憲議員連盟が発足した。顧問に民主党の鳩山幹事長、前原元
党首を副会長にして民主党を巻き込んでいる」と、注意を喚起し、署名などできる限
りのとりくみで憲法を改悪させない状況をつくりだそう、と呼びかけた。
 
 その後、「沖縄戦『集団自決』教科書検定問題」についての特別報告をコント実演
つきでおこない。平川修一書記長が行動提起し、4月の首都圏沿線での宣伝行動を訴
えた。

 ※憲法労組連(憲法改悪反対労組連絡会)とは新聞労連が事務局をつとめ出版労連、
全建総連、全港湾、全損保、全農協労連、電算労、航空連、日本私大教連(日本私立
大学教職員組合連合)、全大教(全国大学高専教職員組合)、全倉運(全日本倉庫運
輸労働組合同盟)、映演共闘(映画演劇関連産業労働組合共闘会議)の計12単産が
加盟。2004年7月に結成され、組合員は合計で85万人。

(L.T)


Created by staff01. Last modified on 2008-03-13 15:14:55 Copyright: Default

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