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LNJ Logo 教科書検定意見撤回を求める10・15総決起集会(渡部)
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・「都教委包囲首都圏ネットワーク」 
・「千葉高教組」、・「新芽ML」、
の渡部です。  

本日(10月15日)夜、東京日比谷の「星陵会館」で
<教科書検定意見撤回を求める10・15総決起集会>
が開かれました。

主催は、「東京沖縄県人会」と
「大江・岩波沖縄戦裁判を支援し沖縄の真実を広める首都圏の会」。

400名位の会場に650名もの参加者が集まりました。
国会議員も、共産党、社民党、民主党、無所属、
そして公明党の議員も参加しました。

この中で、民主党の川内議員は、
”汗顔の極み”と前置きして、
民主党が参議院に「見直し決議案」を出したが、
一部の民主党議員の中に<抵抗勢力>がいて
採択に採択に至っていない、と述べていました。

また、公明党の遠山議員は、
9・29県民集会に参加し、渡海文科大臣や福田首相とも
会って「無数の証言とも異なる削除である」と伝えた
と言っていました。

社民党の山内徳信員は、
官邸は言葉だけはいいことを言う。
しかし、言葉にだまされる無念さを感じている。
沖縄県民は何回殺されれば済むというのか、
民間人が手榴弾を持っていたという事実だけでも
真実は明らかだ、と述べました。

共産党の市田議員は、
赤嶺議員が正したように、文科省の教科書調査官の個人の
意見で削除されたのだ。
審議会では意見は出なかったと言っている。
文部科学省が自作自演で書き換えさせたのだ。
政府は「政治介入になるから」と言っているが、
政府・文科省が政治介入したのだ。

無所属の糸数議員、川田龍平議員も自らの
「平和ガイド」や「薬害エイズ問題」の経験と
結びつけて発言しました。

集会では、「ひめゆり学徒の沖縄戦体験」と題して
東京沖縄県人会 ひめゆり同窓会東京支部副会長の
上江田千代さんが、「ひめゆり学徒の沖縄戦体験」を
自分の父が日本兵に撃たれて死んだことなども含め、
生々しく語ってくれました。
そして、軍隊がいなかった島では集団自決はなく
みんな無事だったことを紹介し、
戦後苦しい生活を強いられたが、
「青空の下をどうどうと歩けることがどんなに幸せだったか」と、
平和の大切さを強調されていました。

また、沖縄からの発言として、
沖縄教組委員長の大浜氏が、
沖縄での検定反対の取り組みの盛り上がり
(3月から9月までの)を、
琉球大の高嶋氏は、
本日、つくる会教科書の藤岡信勝氏らが
議員会館内で、少数で「政治介入を許すな」という
集会をやっていたことを紹介し、
さんざん「政治介入」をさせてきた彼らの言い分には
何らの道理もない、と述べました。

集会ではまた、三鷹、国立、鎌倉、小金井などでの
意見書採択の取り組みが紹介されました。

閉会挨拶に立った俵義文氏(「沖縄首都圏の会」呼びかけ人)は、
沖縄からの代表団全員に壇上に上がってもらいました。

その中で、最後に挨拶した沖縄高教組の松田委員長は、
「生徒たちから託されてきた」と言って
高校生たちの「寄せ書き」5枚ほどを紹介してくれ、
「明日(10月16日)は文科省に持って行く」
と述べていました。

終了後、松田委員長に、「12・22全国集会」での
沖縄からの発言を依頼すると、その方向で現在
調整してくれているとのことでした。

ちなみに、間もなく完成する
「12・22全国集会」の本チラシには、
<沖縄に続け!>というようなスローガンが
入る予定です。

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≪立たないとクビッ!?≫
   改悪教育基本法の実働化をとめよう 12・22全国集会 

<日時> 2007年12月22日(土) 13時〜16時
 
<場所> 北とぴあ さくらホール (東京・JR王子駅前、定員1300人)
  
<会場費(資料代)> 500円

<集会の主な内容>(予定、順不同)
  ・4人の呼びかけ人からの発言
  ・国会議員からの発言
  ・東京・全国の「日の丸・君が代」強制反対闘争からの発言
  ・改悪教育基本法の実働化阻止の闘いからの発言
    沖縄、北海道、大阪、京都など
  ・教育格差・社会格差との闘いからの発言
    首都圏青年ユニオン
  ・決議採択・行動提起
  ・「音楽」(寿です)、「映像ダイジェスト」も入る予定

<集会翌日> 10時〜13時、全国交流会

<呼びかけ人>
  大内裕和さん(松山大学)、小森陽一さん(東京大学)
  高橋哲哉さん(東京大学)、三宅晶子さん(千葉大学)

<主催> 「12・22集会実行委員会」
       
<連絡先> 
 〒160−0008
  東京都新宿区三栄町6 小椋ビル401号
   「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会 気付け 
        「12・22集会実行委員会」
      電話 090−6533−0542
      FAX 03−3554−0099
     
      メール ganba1222syukai@yahoo.co.jp
      
      「12・22全国集会」のブログ
        http://blogs.yahoo.co.jp/germinal1222

      ホームページ準備中です。間もなく開設します。
 
<集会賛同>を募っています。       
  口 座   00190−2−631921
  加入者名 「12・22集会実行委員会」
  賛同金 個人1口  500円(できるだけ2口以上)
        団体1口 2000円    
  (公表の可否を書いてください。集会当日賛同者一覧を発表)

<振込用紙、本チラシなどについて>
  ご連絡いただければ送ります。
  まとめて注文して(FAXが助かります)いただければ助かります。
  「本チラシ」は10月中旬まで出来る予定です。

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《立たないとクビッ!?》改悪教育基本法の実働化をとめよう 12・22全国集会
の呼びかけ
           2007/10/08 大内裕和、小森陽一、高橋哲哉、三宅晶子
 
 2006年12月15日、政府・与党は教育基本法「改正」法案の採決を強行しました。
「改正」後の教育基本法は、「日の丸・君が代」、「伝統文化」、「愛国心」といっ
た国家主義を押しつけるとともに、「教育の機会均等」を解体することで、子ども一
人ひとりが自由・平等に学ぶ権利を奪い、新自由主義によって生み出される「格差社
会」を子どもたちの中から作り出そうとしています。
 すでに1999年の「国旗・国歌法」成立以来、「強制は行わない」という政府答弁に
もかかわらず、卒業式・入学式などでの「日の丸・君が代」強制は全国の教育現場で
行われています。「国旗・国歌法」の制定は、教育基本法改悪へ向けての重大なス
テップでした。
 特に東京都では、東京都教育委員会が2003年10月23日に「入学式、卒業式等におけ
る国旗掲揚及び国歌斉唱の実施について(通達)」(10・23通達)とその詳細な実施
指針を出し、それに基づく「職務命令」が各学校で教職員に対して出されました。そ
して、「不起立・不伴奏」などで従わなかった教職員には、戒告、減給、停職などの
処分や、再雇用教員の不採用・解雇がなされました。すでに被処分者の数は388名
(2007年5月25日現在)に達しています。
2006年9月21日、東京地裁は、東京都教育委員会の10・23通達及び校長の職務命令
は「思想及び良心の自由」を定めた憲法に違反し、1947年教育基本法10条の「不当な
支配」にあたるとして、原告勝訴の判決を出しました。しかしこの判決にもかかわら
ず、東京都教育委員会は「10・23通達」を撤回せず、「日の丸・君が代」強制と教職
員の処分を続けています。
 被処分者の一人である根津公子さんは、すでに停職6ヶ月の処分を受けています。
来年3月の卒業式でさらに処分がなされれば、解雇(免職)の危険性が高いと言われ
ています。「日の丸・君が代」強制に反対したという理由だけで、教職員が職場を奪
われるということになれば、学校教育における民主主義と自由はその生命を失ってし
まうでしょう。
 「日の丸・君が代」強制による処分の問題は、「愛国心」を明記した改悪教育基本
法の実働化、2009年から始まる教員免許更新制度のあり方にも重大な影響を与えるで
しょう。学校教育の国家統制がさらに強化されるかどうかを大きく左右する、重要な
意味をもっています。
 この危機に抗するために、来年春の卒業式・入学式へ向けて、改悪教育基本法の実
働化を象徴する「日の丸・君が代」強制の問題を共有し、さらなる反対を広げていく
ことを目的として、2007年12月22日(土)に東京で「《立たないとクビッ!?》改悪
教育基本法の実働化をとめよう12・22全国集会」を開催しよう、ということになりま
した。皆さん、この12・22集会に結集して、改悪教育基本法の実働化をとめよう!
「日の丸・君が代」強制と処分を許さない!という意思をはっきり示そうではありま
せんか。
「《立たないとクビッ!?》改悪教育基本法の実働化をとめよう12・22全国集会」
への個人・団体での賛同と参加を、心からお願い致します。

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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://kenken.cscblog.jp/

Created by staff01. Last modified on 2007-10-16 10:32:57 Copyright: Default

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