本文の先頭へ
LNJ Logo かえせ命を〜薬害肝炎訴訟被害者の声、天に響く
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1186126951169st...
Status: published
View


大地実です。

梅雨明けの後、本格的な夏日が続くが、8月2日(木)17〜18 時、厚生労働省前で、7月31日の薬害肝炎訴訟の名古屋地裁 での全面勝利判決を被告の国(厚生労働省)や製薬会社に実施 させるためのアクションが行われ、自身も薬害エイズの被害者 であった川田龍平参院議員(写真下)も、当選後の初行動としてさっそく参加していた。≪動けば変わる≫という公約の実施であり、評価したい。

C型肝炎を含むウイルス性肝炎の大半は、医療行為を原因と する、医原性の感染によるもので、患者は200万人とも言わ れ、被害者たちの代表が各地で国と製薬会社を相手に裁判を起 こしていた。

厚生労働省前は、全国からの原告団、労組・学生などの支援 団体の人たち、メディアは大手マスコミから市民メディアまで の各報道人で一杯となった。


厚生省の黒川審議官ら3人と交渉した代表の人たちが戻った 後、その経緯を詰め掛けた人たちの前で語った。
赤城農相より先に辞めなければなかったのに居座った厚生労 働大臣・柳沢伯夫は、この日、どうやらだんまりを決め込んで 、会わず、まともな回答すらしなかったようだ。赤城農相同様 、恥知らずで無能というほか論評のしようがない。  被害者本人、遺族の訴えを真摯に聞き、被害者救済の決断が できなければ、不真面目な大臣や官僚として、問題ある公務員 として、クビにされるべきが至当であろう。しかし、彼のよう な恥知らずは、国民のさらなる怒りを買ってでなければ、辞め ることはない。

  その後、原告団らは日弁連会館に会場を移して報告集会が行 われた。1日と今日2日の院内要請行動に対して、野党各党は 解決を優先課題にすると述べたそうだ。期待したい。
自民・公明も要請された各議員は一応、解決に努力したいと の旨は話したそうだが、肝心な厚生労働大臣・柳沢伯夫の態度 がこれでは心配だ……。


Created by staff01. Last modified on 2007-08-03 16:44:07 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について