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LNJ Logo 動けば変わる〜川田龍平さん渋谷でパフォーマンス
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参院選最終日の土曜、最後の訴えをすべく民主、共産、無所属候補ら各陣営は渋谷駅前に集結した。「動けば変わる」を掲げて選挙戦を闘ってきた無所属・川田龍平陣営は宮益坂口でパフォーマンス。沿道の人々に訴えた。

応援には、俳優の滝田栄さん、作家の永六輔さん(写真下)、フォトジャーナリストの広河隆一さんらが駆けつけた。滝田さんは「実は俳優が特定の候補者の支援をすることはタブーなんです。でもぼくはやります。堂々と川田君を応援します」ときっぱり。大きな拍手がおきた。永六輔さんは川田候補に苦言を呈した。「ぼくと川田君は長いつきあいなのに、彼はひと言も『応援に来てくれ』って言わないんですよ。ぼくは嫌われたかと思っていました。なんで言ってくれないの、川田君。ねぇ、なんで」。

突然マイクを向けられて、川田候補は答えに窮するが、やがて、 「すみません、言えませんでした」と、搾り出すようにうつむく。 「そうなんですよ。彼は政治的な態度はハッキリさせるけど、親しい友人にはいつも遠慮するんですよ。ねえ滝田さん。あなたは言われたの、どうなの」。永さんは独特のテンポでまくしたてる。

広河さんは宣伝カーの脇。目立たぬようにしゃがみこんで、じっと発言を聞いている。

午後8時が近づくと、駅前の盛り上がりは最高潮に。川田候補は集まったひとり一人と握手をしてまわった。

エイズの発症を抑える薬を飲みながら、ボランティアとともに激戦を闘い抜いた川田龍平候補。体力には健康な候補者の何倍もハンディキャップがあったはずだ。「今日まで生きられるとは思わなかった」。彼が繰り返すたびに、聴衆の瞳がうるんだ。「いのちの政治」に共感を寄せた手弁当の支援者たちは、遠い駅まで出かけてビラを配り、

職場を休んで事務所に集った。ブログには毎日、熱い応援のメッセージが届いた。

1995年、3500人の人々が薬害エイズ事件を糾弾して厚生省を包囲。画期的な和解を勝ち取った。川田候補はこれからも、命のあるかぎり、市民の目線で運動の先頭に立つに違いない。ぜひ、彼を国会に送り出したい。(写真と文/T・横山)


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