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LNJ Logo 沖縄・辺野古で機材設置作業が再開〜カヌー隊が阻止行動
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6/9突然、沖縄・辺野古で機材設置の作業が再開が強行された。現在のところ「仲間のすばやい対応で作業を止めている」とのこと。以下は、「辺野古からの緊急情報」http://henoko.jp/info/からの転載です。(編集部)

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「6/9朝」

沖縄から連絡が入り、琉球新報に「今日から機材設置再開」と報じられているようです。東京で辺野古への基地建設反対の集会があり、現地のメンバーが離れている時を狙った「作業強行」があるかもしれません。こちらも続報待ちです。辺野古に行ける方は駆けつけてください。

「6/9・7:55」

琉球新報の見出しです。「機材設置今日再開 普天間事前調査 環境配慮示さず」とあります。様々な事件や出来事が起こり、そちらに気を逸らしておいて調査を再開するという不意を突くやり方です。どうしていつもこういうやり方をするのでしょうか。国は正面切って堂々とやれない作業だということを自ら告白しているということです。どうして沖縄にばかり痛みを押し付けるのでしょうか。多分東京での報道は全く期待出来ません。沖縄の各メディアに注目してください。このブログでも出来る限り情報をフォローしたいと思います。また辺野古に行ける方、辺野古と「陸続きの場」にいる方々、辺野古に向かってください。

「6/9・8:30」

辺野古の海上には既に作業船と海上保安庁が動き出しています。阻止行動の方々も既に船を出航させ、カヌー隊も出ていると思います。作業内容についての詳細は分かりません。ソナーなどの残りの機材を設置するものと思われます。阻止行動の皆に怪我のないように祈ってください。

「6/9・8:45」

汀間漁港から阻止行動の船が出ようとした時に、またもや海上保安庁が船のチェックと称して検査をし、出航を遅らせられたようです。これも「市民の安全を守るためになるべく作業船から遠ざけた」とでも言うつもりでしょう。沖合には巡視船と思われる巨大な船が停泊しています。

「6/9・9:30」

作業船が20隻以上出ていてあちこちに散らばって作業を続けています。カヌー隊は作業船1艇にしがみついて機材を降ろさせないように阻止しています。しかしこちらの船1隻とカヌー隊の半分は海上保安庁のゴムボート5隻に取り囲まれて身動きが取れなくなっています。私たちの税金で海上保安庁は出動し、阻止行動の方々のカヌーと船を「日本人である私たち」が「包囲させている」のです。日本人の今までの無関心さが辺野古で表されてしまっているのです。

「6/9昼その1」

遅くなりました。現在イノー(リーフ内)でカヌー隊が2ヶ所、リーフの外で船が2ヶ所で作業を止めています。作業船に近づく船やカヌーに対しては海上保安庁が船やゴムボートで挟み撃ちを仕掛けてきます。それをかいくぐってカヌーは作業船にしがみついて作業を阻止しています。揺れる波の上で何時間も船にしがみついていることはもの凄い体力消耗につながります。海上保安庁の船からは「キミタチノセイデ、マッタクサギョウガデキナイ。アンカーヲアゲテ、タダチニココカラドキナサイ」という機械的繰り返し警告が拡声器から発せられています。阻止行動の方々に代わって海上保安庁にこちらからも声を返したいと思います。「あなたたちのせいで全く平和が維持出来ない。暴力的な操船をやめて、直ちに辺野古から立ち去ってください。何度も言いますが、人命救助を誇りとする本業に戻ってください」。とにかく徹底非暴力阻止行動に携わる方々の無事を祈ってください。

「6/9昼その2」

今日の作業は範囲がもの凄く広いようで、辺野古より北部の嘉陽(かよう)の沖合にまで作業船がまわっているようです。嘉陽は辺野古同様静かな村で、もの凄く豊かで綺麗な海が広がっています。嘉陽近辺はエコツアーも盛んな場所です。国のやり方は傍若無人という言葉ではもはや表現しきれません。それから琉球新報は今日の「機器設置作業再開」を一面で報じていたのですが、ネット上にはその記事をアップしていません。テレビメディアが性質上情報アップが遅いことを知りながら、ネット上に情報を出さないということは、県外には知らせないということを意味しています。どこからか圧力でもかかっているのでしょうか。県外に情報を出すのを送らせなければならないほど機器設置作業は「後ろめたいことだ」ということが図らずも表されていると思います。環境への影響に関する報告が全くなされない中での作業再開は暴挙以外の何ものでもありません。

いかに琉球朝日放送(QAB)と琉球放送(RBC)の情報をリンクします。QABは夜にはアドレスが変わってしまうので、こちらのアドレス再リンクが間に合っていない場合は「琉球朝日放送(QAB)ホームページ」で記事を辿ってください。またRBCの映像アップはもう少し後になると思います。
(琉球朝日放送・6/9)「施設局 辺野古沖に再び機器設置」那覇防衛施設局は一時中断していた辺野古沖の事前調査に向けた機器設置作業を9日朝から再開しています。辺野古での機器設置作業は5月20日以来で海上保安庁の巡視船やゴムボートなどにガードされながらリーフの内と外に10隻以上の船が繰り出し作業員らが海中に、機材を設置する作業の準備をしています。これに対して基地建設に反対する住民や平和団体はカヌーを出して海上で必死の阻止行動を行っていてにらみ合いが続き緊迫した状況となっています。施設局は事前調査の具体的な工程や環境への配慮などについて8日、県に文書で報告していますが5月の機器設置作業ではサンゴを傷つけたほか、海上自衛隊の導入など事前調査のあり方に反発の声も上がっています。

(琉球放送・6/9)「普天間移設作業再開」普天間基地の移設に向けた調査機器の設置作業が名護市辺野古でおよそ3週間ぶりに再開されました。設置作業は、きょう午前7時ごろから名護市辺野古のキャンプシュワブ沖で行われ、調査船に乗ったダイバーが海中に潜り機器などを設置しました。海上保安庁の巡視船などが周辺海域の警戒にあたる中、基地の建設に反対する市民団体のカヌーが抗議行動を展開し、にらみ合いが続いています。調査機器の設置作業は、サンゴの産卵状況などを調べるために先月18日から20日まで実施されましたが、サンゴの産卵の時期を待って一時中断していました。前回の設置作業では、反対派の妨害に備えて海上自衛隊の潜水士も参加するなど異例の事態となっていましたが、今回の作業には自衛隊は参加していないと見られています。


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