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マブイ・シネコープの木村修です。(mabui1101@nifty.com )

昨日からの『シンディ引退報道』について。私も昨晩から少し彼女のメツセージやインタビュー記事を手にして、ニュース報道がその『どの部分をとりだすか』でまったく意味が変わるものであることを痛感しています。

友人の向井さんが要点を抜粋してくださいました。
全文を和訳して紹介するのはまだ時間が必要と思いますが、シンデイが実際になんといっているのかを知らせてくれる重要な紹介原稿ですので、ご本人の了解を得て投稿します。
是非皆さんも、今後もつづく各紙の報道に仕方にご注目ください。(以下、6月1日付け本文)

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横浜 向井です。

私の友人から「シンディ引退」の報道にショックを受けている人が多い、と聞きました。彼女のブログ、議会への公開書簡、その後の独立系メディアとのインタビューから判断すると、彼女は

「民主党から離脱する」(彼女は民主党員でした)
「二大政党制の内部・周辺での政治活動はやめる」
「反戦運動の<顔>はやめる」
「キャンプ・ケーシーは売却してもよい」

と言っていますが、イラク反戦、占領終結のための闘いをやめるとは一言も言っていません。むしろ、これからも血の通った人間として、イラクでの殺戮を伴う占領 (murderous occupation)を一刻も早く終わらせるために、イラクの苦しみを終わらせるために、活動する、と言っています。キャンプ・ケーシーは役割を終えたが、最近設立したCamp Casey Peace Institute として7月4日のフィラデルフィアでの
会合に、思いを同じくする市民の参加を呼びかける、戦争システムに買収された二大政党制ベースではない闘い方を考えよう、と呼びかけています。

また、彼女のブログに寄せられたコメントは多くが「ありがとう」「こんなに頑張った人はほかにはいない」「少し休んで心の平和を取り戻して」(民主党内部から中傷を受けていたので)「私達の闘いが問われている」などの彼女の活動を称え、感謝し、自らの力不足を顧み、自分の心にかなった活動をしてほしい、と励ますものです。

私も彼女が民主党を見放すまでにかけた時間と労力、家庭のことも含めた立場の一貫性に深く頭を垂れるものです。国境も宗教も党派の利害も越えて、人としてダイレクトに、不正に苦しむ人々と深い共感と連帯をもって立つ彼女の姿勢は何も変わっていないので、簡単に「引退」という言葉だけを広げてほしくない、と思い、ま、政治的な分析は多々あるでしょうが、 とりあえず書いてみたくなりました。(向井真澄)

Created by staff01. Last modified on 2007-06-01 11:55:48 Copyright: Default

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