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尼崎事故弾劾!職場から反合・安全闘争をつくりだそう!4・13尼崎集会
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松田です。

尼崎、羽越線、伯備線、津山線事故弾劾!
西日本の職場から全国へ
職場から反合・安全闘争をつくりだそう!
1047名闘争に勝利しよう!
4・13尼崎集会

 日時/4月13日(金) 午後18時開場、18時30分開始
 場所/尼崎市立小田公民館ホール(JR尼崎駅北口から東へ徒歩5分)
 ◎国労の全国の仲間から闘いの報告
 ◎JR西日本職場から闘争報告
 ◎1047名解雇撤回闘争の現状
 ◎その他、会場からの発言

主催/JR尼崎脱線事故糾弾・国労有志の会
   鉄建公団訴訟原告

2月1日「尼崎事故・事故調公聴会」のJR西日本発言弾劾!

 2月1日に開催された「尼崎事故・事故調意見公聴会」においてJR西日本は、「日勤教育は意欲向上に必要」「ダイヤ設定には余裕があった」「ATS設置計画は妥当だった」など全面的に自らの責任を否定し、事故調への反論に終始した。絶対に許せない! 現場労働者からは「恥ずかしい。俺たちもこんな風に考えていると思われるやないか」「やっぱり全部、労働者のせいにするのか」「会社は何も変わっていない」など激しい怒りの声があがっている。「労組破壊=労務政策最優先」「要員合理化による危険な列車運行体制」が尼崎事故をまねいたのだ。JR西日本発言を弾劾し、現場で安全運転保安闘争を闘おう。

「安全性向上計画」では事故は防げない−責任を労働者におしつけるな

 JR西日本の「安全性向上計画」は「労働者の意識改革」が中心となっている。そして、毎点呼時の黙祷や事故現場への立哨の強制などが、この2年間日々行われている。これは労働者への思想攻撃である。「尼崎事故の責任は社員=労働者にあり」を日々繰り返し強制しているのだ。
 この間、会社の行った「安全対策」といえばATS設置のみである。会社は「ATSさえつければ安全」とばかりにやたらとATS設置を行っている。しかし、落石事故の起こった津山線にも速照付きのATSが新しく設置されていたが、もっとも必要とされていた肝心の落石検知装置は付けていなかった。JR西日本は本気で安全を考えていないのだ。安全対策に必要なのはATSだけではない。一番必要なのは要員であり、個々の現場に応じた安全対策は山ほどある。今JR西日本ではレール破断まで頻発しているのだ。

職場から安全を闘いとろう−闘いなくして安全なし

 今、労働組合にもっとも問われている闘いが安全闘争・運転保安確立の闘いだ。分割民営化20年、JR体制の矛盾が安全の崩壊として吹き出している。このまま黙っていれば、事故の責任はすべて現場労働者に押しつけられてしまうのだ。要員不足、労働強化の中で事故問題は「明日は我が身」の問題だ。自分や仲間が「事故」を起こしたときに、これを「本人の責任」とするのか、それとも会社の責任ととらえて闘うのか。事故の責任の一切は資本にある。安全問題はJR資本のアキレス腱だ。逆に、現場から闘いをたたきつければ、絶対に勝てるのだ。労働運動の復権、団結の復権も安全闘争・運転保安確立の闘いの中から勝ち取れるのだ。その基礎・土台は職場支配権を守り抜く365日の職場からの闘いだ。

1047名闘争と職場安全闘争は一つの闘いだ

 尼崎事故が起きて以来、JR各社ではいっせいに1047名国鉄闘争の和解策動を強めている。JR発足以来20年の矛盾が噴出し、第二の分割民営化攻撃が激しく進行している今、JR資本が事故問題、安全問題を乗り切るためには、1047名国鉄闘争をつぶし、労働組合をつぶすことが絶対の急務なのだ。しかし尼崎事故以来、現場では労働者が立ち上がり安全闘争が次々と始まっている。職場安全闘争と1047名闘争が一体となれば、絶対にJR資本に勝てる!

改憲阻止、反動安倍政権と対決し、労働運動の再生をかちとろう!

 改憲阻止の闘いのいっさいは労働運動にかかっている。分割民営化の時、当時の中曽根首相は「労働者の闘いがある限り憲法を変えることはできない」「国労を解体し社会党総評ブロックを消滅させ、新しい憲法を安置する」と言って国鉄分割民営化を強行した。民営化攻撃=改憲攻撃なのだ。JR職場から安全闘争を闘いとり、自治労、教組、全逓、民間などの闘う仲間と連帯し共に闘おう!


Created by staff01. Last modified on 2007-03-25 19:53:37 Copyright: Default

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